デイリー分析(9/27) マイクロン株上昇の陰にSMCIは?　しかし、市場の上昇は次の段階に？

・スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>に売りが強まっており、株価は大幅安となっている。ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が関係者の話として、米司法省が同社を調査していると伝えている。空売りで知られるヒンデンブルグの批判的なレポートを受けて、米司法省の調査を受けたという。調査は初期段階にあり、サンフランシスコの連邦検事局の検察官が最近、関連情報を握っている可能性のある人物に接触したとも伝えている。

・今週木曜日、世界中の半導体関連株は一斉に盛り上がりました。 マイクロン テクノロジー社が素晴らしい財務諸表を発表した後、SK海力士および東京エレクトロンも良好なニュースを伝え、米国、日本、韓国、ヨーロッパの半導体市場を押し上げ、株価は一般的に上昇しました。 一方、連続的な良いニュースとは対照的に、半月前にモルガンスタンレーが公開した「冬が来る」という悲観的な報告がありました。

・チャートパターン:短期的には窓を開け、一時急上昇。しかし、ダブルトップ余地があり調整局面になりそう。その場合37後半付近まで推移するのでは？しかし、中期的には9月初週から形成されるレジスタンスラインを大きく突破。今後はサポートラインとして支持されるだろう(3/5)

・移動平均線:ローソク足が停滞している際に5/21日移動平均線でもつれあう展開に。しかし、最終的にはゴールデンクロス発生でおわり大きく上昇する。→勢いは上々であり、今後も続きそう。(4/5)

・DMI:市場開始直後PDI/ADXは急上昇。しかし、株価の停滞からPDI/MDI/ADXは乱高下し、終盤では「PDI/ADX上昇・直近下向き」「MDI下落・直近上向き」となる。→PDI/MDI/ADXで開いているものの、下落トレンドの示唆は見えている。(1.5/5)

・RSI×MACD:RSIは市場開始直後に80まで急上昇。その後も乱高下するが、終盤までで60後半まで推移し、直近下向きとなる。MACDも市場開始直後にゴールデンクロス発生。しかし、午前中にデッドクロス発生しその後は横這い寄りの下落に推移。終盤ではデッドクロス発生で終わる。→過熱感もみられるため注意が必要。(1/5)

・ヒストリカル・ボラティリティ:市場開始直後で直角的に上昇。後場から段階的に急低下し、終盤は緩やかに下落する。→過熱感は終盤で取り除かれたように見えるが、今のところは方向感なし。(2.5/5)