〈デイリー分析 10月④〉10年債利回り頭打ちで債券市場上昇か!?しかし、大統領線の結果で大きな変動あるかも?
※このコーナーでは多角的なテクニカル評価を行い包括的な分析をします。また、評価について「5(買い)~1(売り)」という判定で行います。
米国中期/長期債券入札結果
・10年物長期国債入札 : 結果 4.066% 前回 3.648%
・20年物長期国債入札 : 結果 4.590% 前回 4.039%
・30年物長期国債入札 : 結果 4.389% 前回 4.015%
→入札低調により、利回り上昇。5~7月の水準に戻ってくる
テクニカル分析(総合評価 : 1.5/5)
ポイント
・ローソク足について、10/25に抱き線をつけ下落。先週の下落により「クラシックAB=CDパターン」形成し47付近まで下落。底値をつけたような値動きをしているが、下落継続する展開になるか?
・引き続き米国10年国債利回りの動向が上下変動のカギとあるだろう。それに米国大統領が誰になるかが焦点となるのでは?「ハリス=食品価格統制→10年債利回り↓」「トランプ=関税強化→10年債利回り↑」という構図からも、11/5以降で大きく変動するのでは?
・下落トレンドは依然続く。中期目線(一目均衡表)は上昇トレンド転換示唆が出ていないため時間がかかりそうだか、短期目線(DMI)では下落トレンド打ち止め示唆が明確に点灯。
・市場の極度の冷え込み収まらず。反転サインも見られないが、ちょくちょく買いますならよいのでは?
☆市場センチメント(評価: 1.75/5)
※市場センチメントについて典型的なチャートパターンを用いて大まかな展開を分析します。
・チャートパターン(2/5)
・ローソク足について、10/25に抱き線をつけ下落。先週の下落により「クラシックAB=CDパターン」形成し47付近まで下落。底値をつけたような値動きをしているが、下落継続する展開になるか?
・ダウ理論(1.5/5)
下落トレンド材料「③原油高騰による米国10年債利回りの急上昇」を試す展開に。③については、中東情勢の混乱は引き続き警戒が必要。また、10年債利回りの上昇について、トランプ氏が世論調査優勢により上昇して来る。(トランプトレードをおりこんでる?)
→引き続き米国10年国債利回りの動向が上下変動のカギとあるだろう。それに米国大統領が誰になるかが焦点となるのでは?「ハリス=食品価格統制→10年債利回り↓」「トランプ=関税強化→10年債利回り↑」という構図からも、11/5以降で大きく変動するのでは?
☆売買タイミング(評価: 1.5/5)
※移動平均線と出来高を組み合わせて売りor買いのタイミングを分析します。
・移動平均線(1/5)
ローソク足について、依然すべての移動平均線よりも下の位置で推移。ゴールデンクロス・デッドクロスともに発生余地なし。
・出来高移動平均線(2/5)
出来高は買い/売りともに中程度発生する。47付近まで来た際に短期/中期移動平均線でゴールデンクロス発生。
→勢いについては下落示唆は一旦落ち着いたように見える。しかし、出来高を見るにもう少し中規模の取引が続くのでは?
☆トレンド(評価: 1.75/5)
※中長期の上昇・下落トレンドを分析します。
・一目均衡表(1/5)
「①遅行スパンのローソク足下抜け」「②基準線>転換線」「③一目の雲下抜け」サイン点灯し三役逆転中。しかし、一目の雲がまだねじれが見えておらず。
・DMI(2.5/5)
MDI/ADX高値圏でクロス、PDI底値で停滞となる。特にMDIは直近で大きく下落する。
→下落トレンドは依然続く。中期目線(一目均衡表)は上昇トレンド転換示唆が出ていないため時間がかかりそうだか、短期目線(DMI)では下落トレンド打ち止め示唆が明確に点灯。
☆過熱感(評価: 1/5)
※買われすぎ水準などから、過熱感を分析します
・BOLL(1/5)
-3σまで一時下落しそうになるも踏みとどまり‐2σにタッチ。
・RSI(1/5)
先週に引き続き、30付近で推移する。クロス発生余地なし。
・MACD(1/5)
デッドクロス中で下落中。ゴールデンクロス発生余地なし。
→市場の極度の冷え込み収まらず。反転サインも見られないが、ちょくちょく買いますならよいのでは?
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。
さらに詳しい情報
コメント
サインインコメントをする
ぴるさん スレ主 : 流石に大統領選挙が終わるまでこんな感じかな?
akipi_ : 分析内容はもちろん、フォントの色変え、画像等すごく頑張って記載してますね
尊敬します
ぴるさん スレ主 akipi_ : その言葉が発信の原動力です
ありがとう
akipi_ : 頑張る人をみんなもっと褒めて行こー