中間決算でテスラを圧倒したトヨタ、日産やホンダに迫るBYDの影ー国内自動車ビッグ3決算
国内自動車メーカーの国内ビッグ3の中間決算(4-9月期)が出揃った。EV対応の出遅れから米
$テスラ (TSLA.US)$や中国
$BYD (01211.HK)$に押される印象が強かった国内勢だが、7-9月の決算数値では営業利益や営業利益率といった “稼ぐ力”の改善が顕著にみられ、3社とも通期見通しを上方修正した。
▲7-9月期の国内自動車ビッグ3とテスラ、BYDの業績
失速するテスラ、迫るBYD国内ビッグ3とテスラ、BYDの2023年7-9月期決算(国内3社は第2四半期、テスラとBYDは第3四半期)を見ると、日本勢の利益額や利益率の改善が目立っている。
$トヨタ自動車 (7203.JP)$は営業利益率を前年同期比で6.5ポイント改善して10%超を達成し、逆に9.6ポイント下げたテスラを大きく上回った。
中国での価格競争に巻き込まれたテスラの失速が明確になったのを尻目に、順調に上昇を続けているのがBYDだ。売上高、利益率とも大きく伸ばしており、販売台数で
$日産自動車 (7201.JP)$に迫っている。
日本勢は円安を追い風に利益率が改善日本ビッグ3の利益が改善した最大の要因は、円安による効果だ。3社とも円安方向への為替変動により利益が上振れており、通期の業績見通しを上方修正している。
特に、想定為替レートを1ドル=125円としていたトヨタ自動車は、通期で営業利益を1兆1800億円押し上げると見込んでいる。
▲7-9月期の国内自動車ビッグ3の北米、日本、中国での販売台数
北米は好調、苦戦の中国市場の戦略立て直しが必須国内ビッグ3の7-9月期の地域別の販売台数は、北米や日本で大きく伸ばしているのに対して、中国で苦戦していることを浮き彫りにしている。今後の成長には、EV戦略を軸とした中国事業の立て直しが必須といえる。円安効果で得た今期のアドバンテージを、今後の成長戦略に結び付けることが重要になりそうだ。
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micky38 : おそろしいのはBYD
車体と一体となったバッテリーの性能は?
耐久性は如何なのか?
満足できれば、テスラを抜くかも。
naonaonao : BYDはテスラ抜くのは確実⁈