欧州株、上昇幅を拡大
米連邦準備制度理事会（FRB）による利下げ観測が高まる中、欧州株はリスク選好姿勢を強め、2日続伸して取引を終えた。
ユーロ圏のストックス50種株価指数は0.7%上昇し4,989で引け、汎欧州のストックス600種株価指数は0.%上昇し518で引けた。
一方、ECBの前回理事会の議事録によると、政策担当者は低成長と今後数四半期にわたる頑迷なインフレのリスクに留意しており、中央銀行の政策見通しに不透明感が増している。
政治面では本日投開票される英国の総選挙で14年連続で保守党が議会で多数を占めてきた状況が労働党の勝利で打ち止めになると予想されている。
BNPパリバとサンタンデールがそれぞれ2％上昇し、銀行が企業の上昇を牽引した。
エネルギー価格が上昇する中、エネルギー大手も上昇し、トタルエナジーが1.5％、ENIが1％それぞれプラスとなった。
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