欧州株、決算で下落

STOXX50種指数は1％下落、STOXX600種指数は0.7％下落した。

LVMHは、中国の消費者が贅沢品への支出を控えたため、第2四半期の売上高が伸び悩んだと発表し、5％近く下落した。

ドイツ銀行（-5.3％）は、ポストバンク部門をめぐる継続中の訴訟に対する引当金を計上したため四半期損失を計上し、BNPパリバも第2四半期は増益だったにもかかわらず下落した（-0.8％）。

一方、バンコ・サンタンデール（1.6％）は2024年の売上高ガイダンスを引き上げ、イベルドローラ（0.8％）は再生可能エネルギー生産量の増加により利益が急増し、ダッソー・アビエーション（11％）は素晴らしいキャッシュパフォーマンスを記録した。

データ面では、ドイツのフラッシュPMIは、製造業の悪化とサービス業の減速により、民間部門が予想外に縮小に転じたことを示した。

フランスのPMIは、製造業が予想以上に縮小する一方、サービス業は予想外に上昇し、引き続き混在したシナリオを示した。