ユーロ圏製造業PMI、小幅上方修正

2024年8月のHCOBユーロ圏製造業PMIは45.8で、前々月と変わらず、事前予想の45.6から上方修正された。

この結果は、ECBによる金融引き締めの影響と、期初のエネルギー価格高騰の影響を反映し、通貨圏の製造業が2年以上連続で月次ベースで縮小していることを示唆した。

新規受注量は年初来で最も急激なペースで減少し、工場は国内市場と輸出市場の両方からの需要が乏しいことを指摘した。

その結果、製造業の受注残は2月以来の急ピッチで減少したが、受注残の減少は新規受注の減少を相殺することができず、工場の生産高は再び減少した。

出典： S&P グローバル