円安進行で好決算への期待大!トヨタ、コマツ、任天堂など多様な輸出銘柄に上振れ余地
円安が進み、29日のドル円為替レートは1ドル=146円台で推移した。ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を踏まえて米国の高金利が当面続くとの見通しが広がり、日米の金利差が改めて意識されたことが背景にある。
ブルームバーグによると、ゴールドマン・サックス・グループは「日銀がハト派的な姿勢を堅持すれば、円は今後6カ月で1ドル=155円を付ける」と予想。1ドル=155円は1990年6月以来の円安水準に相当する。
ブルームバーグによると、ゴールドマン・サックス・グループは「日銀がハト派的な姿勢を堅持すれば、円は今後6カ月で1ドル=155円を付ける」と予想。1ドル=155円は1990年6月以来の円安水準に相当する。
円安が進行することで恩恵を受けるのが、輸出関連銘柄だ。既に第1四半期決算でも、海外売上比率の高い銘柄は、円安が業績の上振れに貢献した。海外売上比率の高い主要企業10社の決算説明資料からも、為替レートによる恩恵を大きく受けていることがわかる。

日本経済新聞によると、決算説明資料などで2023年4‐6月期決算の為替影響を開示した主要68社のうち、9割の企業で増益方向の恩恵があり、為替による増益額は全体の営業増益額の5割を占めたという。
2023年4‐6月期決算での為替レートは平均で1ドル=137円程度だったが、多くの企業は想定為替レートを130円程度のまま変更していない。第1四半期から9円ほど円安が進んでいる第2四半期以降は、さらなる恩恵を受けることが期待できそうだ。
2023年4‐6月期決算での為替レートは平均で1ドル=137円程度だったが、多くの企業は想定為替レートを130円程度のまま変更していない。第1四半期から9円ほど円安が進んでいる第2四半期以降は、さらなる恩恵を受けることが期待できそうだ。
関連銘柄: $トヨタ自動車 (7203.JP)$、 $キヤノン (7751.JP)$、 $パナソニック ホールディングス (6752.JP)$、 $アドバンテスト (6857.JP)$、 $TDK (6762.JP)$、 $ニコン (7731.JP)$、 $小松製作所 (6301.JP)$、 $任天堂 (7974.JP)$、 $ブリヂストン (5108.JP)$ 、 $日揮ホールディングス (1963.JP)$
出所:ブルームバーグ、日本経済新聞、moomoo
出所:ブルームバーグ、日本経済新聞、moomoo
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コメント
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181719577 : 大口投資家の情報はどうやって見るんですか?