追加利下げの程度「まだ分からない」=カンザスシティー連銀総裁
2024年11月14日午前 5:56 GMT+9
米カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁は13日、連邦準備理事会(FRB)によるこれまでの利下げは、インフレが鈍化傾向にあるとの確信が高まっていることの表れだと述べた。ただ、あと何回利下げするのが適切かについてはわからないとした。
同総裁は、FRBの確信は「ここ数カ月で労働市場と製品市場の両方がより良いバランスを取り戻した兆候に基づいている」と指摘。「金利がさらにどの程度低下するか、最終的にどの程度に落ち着くかはまだ分からない」と述べた。
労働市場やインフレの現状についての自身の見解は詳しく述べなかった。
また、政府の借り入れ能力に限界があるかどうかはわからないとしながらも、財政政策は持続不可能であると述べ、FRBの利下げにもかかわらず国債利回りが上昇していることを指摘した。その上で「経済成長が良好であれば、より正常化されたイールドカーブが得られることを期待する」と述べた。
同総裁は、FRBの確信は「ここ数カ月で労働市場と製品市場の両方がより良いバランスを取り戻した兆候に基づいている」と指摘。「金利がさらにどの程度低下するか、最終的にどの程度に落ち着くかはまだ分からない」と述べた。
労働市場やインフレの現状についての自身の見解は詳しく述べなかった。
また、政府の借り入れ能力に限界があるかどうかはわからないとしながらも、財政政策は持続不可能であると述べ、FRBの利下げにもかかわらず国債利回りが上昇していることを指摘した。その上で「経済成長が良好であれば、より正常化されたイールドカーブが得られることを期待する」と述べた。
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