〈注目ニュースまとめ 9/30~10/4〉米国経済強すぎ!!雇用統計はどのような結果に?
☆米国経済指標
・9月シカゴ購買部協会景気指数:予想46.3 結果46.6(前回値 46.1)
・9月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値):予想47.0 結果47.3(前回値47.0)
・9月ISM製造業景況指数:予想47.5 結果47.2(前回値 47.2)
・8月雇用動態調査(JOLTS)求人件数:予想765.5万件 結果 804.0万件(前回値 767.3万件)
・9月ADP雇用統計(前月比):予想 12.0万人 結果14.3万人(前回値 9.9万人)
・前週分新規失業保険申請件数:予想 22.0万件 結果22.5万件(前回値 21.8万件)
・9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値):予想 55.4結果55.2(前回値 55.4)
・9月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値):予想 54.3結果 54.0(前回値 54.4)
・9月ISM非製造業景況指数(総合):予想 51.7 結果 54.9(前回値 51.5)
・9月非農業部門雇用者数変化(前月比):予想 14.0万人 結果 25.4万人(前回値 14.2万人)
・9月失業率:予想 4.2%結果 4.1%(前回値 4.2%)
・9月平均時給(前年同月比):予想 3.8%結果4.0%(前回値 3.8%)
☆要人発言
1日
ボスティック米アトランタ連銀総裁
「労働市場が弱まれば0.50%の追加利下げを排除せず」
グールズビー米シカゴ連銀総裁
「港湾閉鎖が続く可能性を心配している」「FRBが利下げに踏み切るのは、経済が正常化したからだ。」
「多くの利下げが行われるだろう」「インフレ率は目標に近づいている」
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「政策は時間をかけて中立的姿勢に移行する」「労働市場はこの1年落ち着いてきたが、依然力強い」「経済はディスインフレが一段と進む情勢にある」
「2%のインフレ率を達成するには雇用市場のさらなる冷え込みは必要ない」「GDPの下振れリスクはGDIの修正だったが、GDIは上方修正された」
「9月の利下げは、堅調な雇用市場による低インフレ達成への自信を反映したもの」「インフレリスクと雇用目標はほぼ均衡」
3日
バーキン米リッチモンド連銀総裁
「米国の債務水準は長期的には懸念事項」「経済が予想通りに進展すれば、今年さらに2回の0.25%の利下げは合理的な道筋とみている」
「失業率とインフレ率は今年後半はほぼ安定すると予想」
「米連邦準備理事会(FRB)の利下げにより労働力と需要が再び引き締まり、来年のインフレ率は2%を超える可能性があるとみている」
「現在の金利引き下げは政策の適切な再調整だが、完全な正常化にはインフレ率が2%に達する必要がある」
4日
グールズビー米シカゴ連銀総裁
「港湾労働者のストライキが予想され、小売業者は備蓄をしている」「小売業者は約2週間分の余剰在庫を抱えており、その後も影響が出るだろう」
「港湾労働者のストライキはサプライチェーンに影響を及ぼし、価格上昇につながる可能性がある」「インフレはほぼ抑えられている」
グールズビー米シカゴ連銀総裁
「雇用統計はこれ以上ない結果だ」「港湾ストライキの終結はもう一つの非常に良いニュース」
「このような雇用報告がさらに増えれば、完全雇用に落ち着いているという自信が増すだろう」
☆その他
SOXL
エヌビディア株に対するJPモルガンの155ドル目標価格維持、成長に自信
水曜日、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーはエヌビディア(NASDAQ:NVDA)に対する継続的な自信を表明し、同社株に対してオーバーウェイト評価と155.00ドルの目標価格を維持しました。同社の楽観的な見方は、エヌビディアの次世代Blackwell GPUプラットフォームの進捗に基づいており、このプラットフォームは第4四半期に大量生産で出荷される見込みです。
ビットコイン
強い米雇用統計で利下げペース鈍化でも、ビットコインは依然強気=グレイスケールのリサーチ責任者
米国の9月の雇用統計が強い結果を示したことは、利下げペースが鈍化する可能性を示唆している。だが、グレースケールのリサーチ責任者であるザック・パンドル氏は、投資家がよりリスクの高い資産に関心を持つようになるため、ビットコイン(BTC)には依然として強気であるとコインテレグラフに語った。
TMF
きょうのNY債券市場で10年債利回りが上昇。この日発表の9月の米雇用統計が想定外に強い内容となったことで、FRBの大幅利下げ期待が後退。短期金融市場では11月のFOMCでの大幅利下げの確率はほぼ無くなっている。0.25%ポイントの通常利下げを確実視しているようだ。また、景気の底堅さを示唆し、ソフトランディングへの期待の高まりも利回りを押し上げた。
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