ログアウト
donwloadimg

アプリをダウンロード

ログイン後利用可能
トップに戻る

【決算プレビュー】テスラ、戦略転換を示す兆候 今後の成長の原動力は?

avatar
moomooニュース米国株 コラムを発表しました · 04/19 03:52
米EV大手の $テスラ(TSLA.US)$日本時間4月24日5時2024年Q1決算を発表する予定
市場コンセンサスによると、テスラの第1四半期の売上高は前年同期比3.46%減の225.21億ドル、EPSは前年同期比39.48%減の0.44ドルと予想される。
出所:moomoo
出所:moomoo
2024年のテスラは大荒れのスタートを切った。納車台数の減少が収益の足を引っ張ることが予想され、需要低迷と競争激化に伴う人員削減などの意向も伝わった。ここ数ヶ月の一連の悪報で、テスラの株価は年初来で40%近く下落し、今年最もパフォーマンスの悪い主要銘柄となった。
電気自動車全般の需要の低下と中国からの競争の激化により、同社は1月に報告した23年Q4決算で、四半期利益が前年同期比40%減少し、売上高の伸びも予想を下回る3%に止まっている。また、月初に公開した第1四半期の納車台数は前年同期比急減し、同社にとって悪夢のような数字だ。EVの巨人が困難な一年に直面している。
出所:moomoo
出所:moomoo
EV需要の減速と利益率の縮小
テスラが今月2日に発表した第1四半期の納車台数は前年同期比で約8.5%減の38万6810台と予想の44万9000台を大きく下回った四半期としては2022年第2四半期の34万4000台以来の低水準となった。同社は、第1四半期の納車台数について、高金利による消費者の購買意欲が低迷しているほか、工場の操業停止に加え、改良型モデル3の生産立ち上げに問題があったためとしている。
出所:Investopedia
出所:Investopedia
長年テスラ強気派のウェドブッシュ証券のアナリストは、テスラが来週の決算説明会で、中国市場および全世界市場における成長戦略を明確に示すことが、需要に対する懸念を逆転させる鍵となると述べた。
自動車市場は周期性が高く、経済情勢によって需要が急減する可能性がある。EV大手のテスラは、従来の自動車メーカーや新規参入企業との競争激化にさらされている。低価格のEVが新たに市場に参入すれば、同社は継続的な値下げを余儀なくされ、業界トップの利益が減少する可能性がある。
また、同社は昨年、成長が鈍化する中でも研究開発費を増やし、値下げで低下する利益率をさらに圧迫した。23年Q4の利益率は17.6%に縮小し、前年同期の23.8%から低下した。24年Q1の利益率が前期の約18%に近づくのか、それとも大幅に低下するのかが注目される。
完全自動運転(FSD)技術
テスラは先月26日、米国の既存顧客と新規顧客に対し、「完全自動運転(FSD)能力」と呼ぶ運転支援機能を1カ月間無料で提供すると導入を進めている。さらに今月12日、完全自動運転(FSD)の価格を月額199ドルから月額99ドルに引き下げた。「完全自動運転」ソフトの利用拡大を狙っている。
テスラの戦略の重要な一部であるレベル3の「完全自動運転」ソフトウェア技術が改善されるにつれて、いつ頃、この技術を導入し、月々のサブスクリプション収入を得ることができるようになるのか、経営陣から発表されることを期待している。
低価格モデルと自動運転タクシー
4月5日、ロイターはテスラが手頃な低価格EVの開発を中止し、ロボタクシーを発売するための自律走行ソフトウェアの開発に集中する計画だと報じた。しかし、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)をはじめとするテスラの関係者は、この報道を否定した。
その直後、イーロン・マスク氏は、運転手の要らない「ロボタクシー」を8月8日に発表するとX(旧ツイッター)に投稿した。テスラが販売台数の伸び悩みや値下げによる利益圧迫に直面する中、マスク氏は自動運転機能への取り組みの重要性を力説してきた。これに先立ち、年内のロボタクシー生産開始を目指すと同氏は語っていた。テスラに対する成長期待を支えてきた低価格モデルよりも、ロボタクシーの開発を優先するように見える。
モルガン・スタンレーのアナリストは、モデル2の発売中止または延期は、「従来の消費者モデルでEVを製造・販売しても、持続的な経済価値を生み出せないかもしれないという認識」かもしれないと述べた。
ロボタクシーの完全な実現にはおそらく数年かかるとされているが、市場は約2万5000ドル帯で予想されるモデル2の発売を、次の18ヶ月以内に期待している。だが、イーロン・マスクCEOが安価なモデル2よりもロボタクシーに焦点を当てているように見えることが、投資家の忍耐をさらに試すことになるかもしれない。
ウォール街のアナリストにとって、ロボットタクシーとFSDがテスラの今後の成長の原動力となることは、かなりのリスクを伴う。前日にテスラを格下げしたドイツ銀行のアナリスト、ロスナー氏はテスラ社内で「戦略が変わった」とし、ロボタクシーだけに注力して、中核である電気自動車生産から離れることのリスクを強調したほか、会社全体をロボタクシーに賭ければ、長期的な課題に直面する可能性があると警告している。
この記事は一部自動翻訳を利用しています
出所:Morningstar、Forbes、Yahoo Finance、Investopedia、Dow Jones
—moomooニュースvicky
【決算プレビュー】テスラ、戦略転換を示す兆候 今後の成長の原動力は?
免責事項:このコンテンツは、Moomoo Technologies Incが情報交換及び教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
2
26
2
1
+0
8
翻訳
報告
64K 回閲覧
コメント
サインインコメントをする