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【初心者向け】投資の本質を理解しよう! Vol.1

久しぶりに自分自身の投資経験から勝手に書き綴るシリーズをアップしたいと思います。
題して、投資初心者の方に向けて、投資で成功したいなら何を理解しておかないといけないのか。ファンダメンタルズやテクニカルのような戦術や戦法を勉強する前に、投資における本質を理解していないと何をやっても時間の無駄になってしまいます。
というわけで、投資における戦略・戦術・戦法を勉強する以前の本質について書いていきたいと思います。
【初心者向け】投資の本質を理解しよう! Vol.1
1:投資にセンスは必要?
投資にはセンスが必要だ」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。確かに、株価が上がるタイミングをピンポイントで当てたり、暴落前に売り抜けるなど、投資家のセンスを感じさせる場面はあります。
しかし、本当に「センス」だけが重要なのでしょうか?
実は、投資の成功にはセンスだけではなく、もっと本質的なポイントがあります。それを理解すれば、誰でも投資で成功するチャンスが広がります。
2:投資のセンスって何?
投資の「センス」とは、一言で言うと「市場の本質を見抜く力」です。
つまりただ情報を集めるだけでなく、集めた情報をもとに「本当に今が買い時なのか?」を判断する能力のことです。
具体的には以下の3つの要素が含まれます。
■情報の取捨選択力
■相場観
■冷静な判断力
これらを磨くことが「投資センス」を育むことにつながりますが、初心者のうちはこれを身につけるのは難しいです。
では、どうすればよいのでしょうか?
その答えは「投資の本質」を理解することにあります。
3:投資における本質とは?
投資で成功するために必要な「本質」は、以下の3つです。
A:ファンダメンタルズに振り回されないこと
B:時間軸の違いを理解すること
C:シンプルさを追求すること
この3つを意識した上で投資の勉強をすべきだということです。
まず今回は「A:ファンダメンタルズに振り回されないこと」についてみていきましょう。
4:投資の本質 A:ファンダメンタルズに振り回されない
4_1:ファンダメンタルズ分析とは?
ファンダメンタルズ」とは、企業の業績や財務状況、経済指標など、企業や経済の「基礎的な条件」を指します。例えば、企業の売上高や利益率、GDP成長率などがそれにあたります。
多くの投資家が、これらの情報をもとに「この企業は成長しそうだ」「この株は割安だ」と判断して投資を行います。
しかし、ファンダメンタルズだけに頼るのは危険です。
4_2:ファンダメンタルズだけでは株価は動かない
実際には、ファンダメンタルズが良いからといって株価が必ず上がるわけではありません。
たとえ業績が良くても、市場全体が悪ければその株も売られることがあります。逆に、業績が悪い企業でも、将来に対する期待感で株価が上昇することもあります。
確かに株価は業績にサヤ寄せされますので、そもそも業績やファンダメンタルズを無視して個別株を触ってはいけません。が、これが行き過ぎると「ファンダメンタルズ偏重病」へと進行してしまいます。
4000以上の銘柄をスクリーニングし、そこから100銘柄くらいに絞って延々と四季報とにらめっこ。
企業ホームページや雑誌やネット情報も色々収集し、理論株価を意識して割安度をチェック。四半期毎の決算日も抑えながら投資・トレードしていく。
これ、20代の私が膨大な時間をかけてやっていた手法でした。すごく充実して楽しかったです。
でも大して勝てませでした(笑)
楽しかったし最低限の知識が付いたのでヨシとしていますが、時間の使い方としてはとても褒められたものではありません。今風に言えば「タイパ(タイムパフォーマンス)が悪すぎる」です。
株価はファンダメンタルズによります。
しかし、それを株価として折り込むまでの時間はどれだけかかるか分かりません。そのうちにバッドサプライズが出て報われないままなんてことはザラです。
今の情報でいくら頑張っても、素人レベルではなかなか実にならないんですね。専門家でさえ、半年・1年スパンで予想が当たりません。それだけ現状のファンダで未来を予測するのは無理があるわけです。
人気のあるエコノミストやアナリストも多くは2021年には米国でリセッションと予想しました。
過去の歴史に学び、その時点でのデータ、ファンダでは間違いなく2021年にも米国はリセッションに陥るデータでした。しかし2024年も10月になってもなお米国はソフトランディングの予想が大半です。
3年半も「米国株は高過ぎる!リセッションで暴落だ!」なんて専門家の話を鵜呑みにしていたら2023年からの株高に一切乗れていません。
我々個人投資家レベルで真剣にファンダメンタルズからアプローチしてもほぼ報われないです。
個人投資家の井村俊哉さんのように、突出したセンスとご自身でも言っているように「変態」的な執着心と時間がなければファンダメンタルズメインでは勝てないということです。
ここを間違えて、ファンダメンタルズ分析に時間を割いてしまうと無駄に時間を使ってしまいます。
中長期のファンダ分析は専門家に任せ、そしてその専門家の話も半分でみておくのが最善です。彼らは当たっても外しても「予想」することが仕事であり、その予想をベースに投資・トレードしても結局半々であって報われません。
「銘柄に惚れるな」という格言がありますが、それ以上に「エコノミストやアナリストに惚れるな」です。参考にはしますけど。
イベントは楽しいので私も息抜きにたまに行きますが、いろんな講演会やセミナー、動画ライブばかり見て有名エコノミストの予想話をいっぱい仕入れても勝てないです。これは断言できます。
このように、無駄な情報収集やハードルの高いファンダ分析に時間を使わないことが実は最大の本質だったりします。
勉強するならチャートを分析し、投資タイミングを計れるようにすべきです。そっちの方がまだ確度が高いということです。タイパも圧倒的にいいです。
4_3:良い銘柄でもずっと上がるわけではない
これはもう表題そのものですね。
「いい銘柄」であっても、ずっと株価が上がり続けるわけではありません。株価は上がったり下がったりを繰り返します。つまり、投資する際には「いい銘柄を選ぶこと」以上に「適切なタイミングで売買すること」が重要なわけです。
これは長期投資でも同じ。
長期保有なんだからどこで買っても同じ」なんて言ってる人は100%勝てない人です。
4_4:ファンダメンタルズ分析の使いどころ
ファンダメンタルズ分析は、「良い銘柄を選ぶ」ためには有効です。
しかし、もうお分かりですね。
繰り返しますが、その銘柄を「いつ買うか」「いつ売るか」を判断するためには、チャートを使うことが重要です。
チャートなら勝てる!のではないのです。
ファンダだと時間の無駄! チャート以上にマシなツールがない!のが実情です。
あくまでも「今現在の業績や期待値」でもって「投資可能な銘柄」「勝てる確率の高い銘柄」を絞り込むためにファンダメンタルズは使います。
株はファンダでやるべき、チャートなんか関係ない
などと専門家は言ったりしますが、それはファンダメンタルズだけで勝てるレベルの知識・経験・データを持っている本物の専門家だけです。まあほとんどいませんが。。。
偽物の専門家やアマチュアの個人投資家ではファンダメンタルズオンリーでは多分勝てません。
投資に詳しい人ほど陥る罠なので注意したいところです。知識ある割に全然投資で勝っていない・・になっちゃいます。
この本質に気づけるかどうか。私は40代でオプションにトレード戦術に切り替えてから気づきました。
なぜならそもそも日経平均しか見ないので、個別銘柄選択も決算も関係なくなったのに、個別株でスイングをやっている時よりも成績が上がったからです。
日経平均のチャート分析にのみ絞れたので、相場はタイミングが命だという当たり前のことにも気づけました。
もちろん私に個別株スイングのセンスがなかったのも要因ですが。
長期投資は「短期投資が連続したもの」です。次回はその本質について書きたいと思います。
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