元イスラエル将軍、ガザでの戦闘が続けばイスラエル軍は「崩壊」すると発言

イスラエルのメディア、ハアレツ紙は、元イスラエル軍オンブズマンのイツァク・ブリク元イスラエル将軍による「崩壊しているのはハマスではなくイスラエルだ」と題する意見記事を掲載した。

ブリク氏は記事の中で、イスラエル軍が「同じ標的を襲撃し、再び襲撃することでガザでの戦闘を続けるなら、ハマスを崩壊させるどころか、我々自身も崩壊することになる」と述べている。

同氏は、ガザのイスラエル軍は日々弱体化しているが、ハマスは「対照的に、すでに17歳と18歳の若者で戦力を補充している」と述べた。

ブリク氏はまた、多くのイスラエル予備兵が「何度も再徴兵されること」に「もはや同意していない」ことや、「徴兵された兵士は疲れ果て、訓練不足で専門技術を失っている」ことを指摘した。

「イスラエルの経済、国際関係、社会的結束はハマスとヒズボラに対するこの消耗戦によって深刻なダメージを受けている」と同氏は述べ、イスラエル軍は「多面的な戦争を戦うのに十分な兵力を持っていない」と付け加えた。