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FRB、11月と12月に0.25%利下げの観測 PPI受け

2024年10月12日午前 12:10 GMT+9
金融市場では11日、この日発表された9月の米卸売物価指数の内容を受け、米連邦準備理事会(FRB)が11月と12月の連邦公開市場委員会(FOMC)でそれぞれ25ベーシスポイント(bp)の利下げを実施するとの見方が維持された。
労働省が発表した9月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比(季節調整済み)変わらずだった。8月は0.2%上昇で改定されなかった。
金融市場は、FRBが11月6─7日に開催するFOMCで、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を足元の4.75%─5.00%に据え置く確率は17%との見方を織り込んでいる。PPI発表前は約15%だった。
ただ、2025年に入っても各FOMCで25bpの利下げが実施され、来年半ばまでには政策金利が3.50%─3.75%の範囲に到達するというのが大方の予想だ。
FRBは先月、インフレ率の低下と労働市場の鈍化傾向を受け、50bpの大幅利下げを実施した。
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