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世界的な供給網圧力、9月は低下 港湾スト終結で改善へ=NY連銀

2024年10月5日午前 6:02 GMT+9
米ニューヨーク連銀は4日、9月のグローバル・サプライチェーン・プレッシャー・インデックス(GSCPI)が0.13に低下したことを発表した。同指標は4月のマイナス0.96から8月は0.2と上昇基調にあった。
米港湾ストライキの終結を受け、世界のサプライチェーン(供給網)圧力が緩和し、インフレの減速が続く公算が大きいとみられる。
新型コロナウイルスのパンデミックの発生当初にみられたサプライチェーンの混乱を背景に、2022年に米国のインフレ率は約40年ぶりの水準に高騰。市場では、米港湾ストライキの長期化によりインフレが再燃し、連邦準備理事会(FRB)が利下げ路線を継続できなくなるとの懸念が広がっていた。
米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は4日、ブルームバーグTVとのインタビューで、この日に発表された雇用統計について「現実的に言って、経済に関してこれ以上良い内容は望めない」と表明。港湾ストライキの終了も相まって、「この2つは経済にとって非常に良いニュースだ」との考えを示した。
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