ウォルマート好決算!! 27年でなんと株価は24.5倍に!
今回は、世界最大のスーパーマーケットチェーン、 $ウォルマート(WMT.US$ をとりあげます。まずは、下の1997年以降の超長期株価チャート(画像1)をご覧ください。1997年には7ドル強だった株価が、2月20日の終値で175.860ドルになりました。つまり、27年で株価が24.5倍になったのです。
![画像1 1997年以降の超長期株価チャート](https://sgsnsimg.moomoo.com/feed_image/181433237/f230907d5e7a36308578a614a58db9eb.jpg/bigmoo)
次にもう少し株価の動きを見てみましょう。下の画像2は2017年以降の株価チャートです。チャートの中央、2015年頃から株価の上昇が目立ってきています。
![画像2 2007年以降の株価チャート](https://sgsnsimg.moomoo.com/feed_image/181433237/41c2030231003677b9e90714c0ad9b1d.jpg/bigmoo)
ウォルマートは米国全州とプエルトリコでディスカウントストア、食料品などを扱う「スーパーセンター」、「ネイバーフッドマーケット」(スーパーマーケット)のほか、会員制の大型ディスカウントショップ「サムズクラブ」を運営。また、26カ国で小売店やレストランを展開。現在、世界15か国に進出しています。
![画像3 ウォルマートの販売カテゴリー](https://sgsnsimg.moomoo.com/feed_image/181433237/9c9ca1914db43d15bafdee96030bca3e.jpg/bigmoo)
画像4は、ウォルマートの収益構成比のグラフです。アメリカでの既存店での収益が7割弱を占めています。
![画像4 収益の割合](https://sgsnsimg.moomoo.com/feed_image/181433237/36755fb2a0503078ab8ad1e509c114da.jpg/bigmoo)
ビジオは、ネット動画などを手軽に視聴できる機能を備えたテレビやサウンドバーなどを製造している企業です。今回、ウォルマートが正式にビジオを1株11.50ドルで買収すると発表しました。これは約23億ドル規模の買収となります。この買収は、ウォルマート・コネクトと呼ばれる広告事業を加速させ、ウォルマートとその広告主が顧客とより深く関わることを支援するとしている。この報道を受けてビジオの株は大幅高になりました。
![画像5 買収](https://sgsnsimg.moomoo.com/feed_image/181433237/584e02f45c923cf08e89d101a04d4950.jpg/bigmoo)
米現地2月20日の通常取引開始前に公開されたウォルマートの8-K(重要事項報告書)によれば、2024年1月通期(2023年2月~2024年1月)の業績は売上高が前期比6.0%増の6481億ドルとなりました。営業利益は32.2%増の270億ドル。営業利益率は4.2%へ向上した。前期は3.3%だった。1株利益(EPS・希薄化後)は5.74ドル(前期4.27ドル)。通期配当は増配。前期から0.04ドル多い2.28ドルへ増額する。なお、第4四半期(11-1月)は増収、営業増益だった。
好調な決算結果の報道を受けて、ウォルマートの株価は、一時181.350ドルまで上昇する大幅高となりました。
![画像6 最近の株価チャート](https://sgsnsimg.moomoo.com/feed_image/181433237/3509986c9ea3375d86a88b34caf852aa.jpg/bigmoo)
同社の売上等の経営状況は、アメリカの個人消費の状況を知る上で重要なので、投資家だけではなく、一般の方々の関心も高いです。日本に比べ、アメリカの平均賃金は上がっているとはいうものの高いインフレ率に追いついていません。しかし先日発表されたアメリカのCPI(消費者物価指数)の伸び、今回のウォルマートの決算からすると米国の日常品の消費は堅調であると思われます。
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