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鴻海、4〜6月売上高7兆円 AIサーバーけん引で増収増益

【台北=龍元秀明】台湾電機大手の鴻海(ホンハイ)精密工業が14日発表した2024年4〜6月期決算は、売上高が前年同期比19%増の1兆5505億台湾ドル(約7兆円)、純利益は6%増の350億台湾ドルだった。人工知能(AI)向けのサーバー販売が好調に推移し、5四半期ぶりの増収となった。

鴻海の業績は新型コロナウイルス禍で生まれた「デジタル特需」を追い風に21〜22年に大きく伸びた。23年12月期は反動が響き7期ぶりの減収となっていたが、AIサーバーをけん引役に再び成長軌道に乗る。増益は4四半期連続。

鴻海は電子機器の受託製造サービス(EMS)の世界最大手だ。米アップルのiPhone生産の6割ほどを担うとされる。サーバー生産は世界シェアおよそ4割を占め、AI半導体やサーバーを開発する米半導体大手エヌビディアと密接に協力する。

日本時間午後4時から経営陣がオンライン形式で記者会見を開く予定だ。今後のAIサーバーやスマホ市場の見通しに関する発言が注目される。
鴻海の株価は上場来高値を更新。エヌビディアの”最強の黒子”になるべく、後継者である劉CEOが描くAIデータセンター事業の成長戦略とは。それに欠かせないシャープの役割と、鴻海がシャープの再・再建に本気を出す”真意”。
鴻海が社運を懸ける分野の一つ、AI戦略において、シャープを起爆剤として活用することだ。

堺液晶工場をAIデータセンターに転用する計画が浮上しているが、これはもちろん鴻海が支援したもの。AIデータセンターを運営する上でボトルネックとなるのが、エヌビディアのAI半導体・GPUの調達だ。このGPUの調達で、鴻海は突出したバイイング・パワーを持っている。
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