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株で儲けるなら押さえておきたい!買い時と売り時っていつ⁉️

みなさん、moomooの新しい特集、投資ストーリーへようこそ!
PANさんへのインタビューもいよいよ最終回です! 今回は、PANさんが株の売買タイミングをどう掴んでいるのかについてお話しいただきます。ぜひご覧ください。また、みなさんの投資経験についての話題も共有していただけると幸いです。>みんなで交流しましょう<
株で儲けるなら押さえておきたい!買い時と売り時っていつ⁉️
ポイント
銘柄の購入と売却のタイミング:売却タイミングの3つパターン
リスクコントロールの基本:損切りラインの設定と活用法
投資初心者におすすめのアドバイス:勉強が肝心
PANさんのプロフィール
米国株研究家、兼業投資家
2013年在米時に米国株投資を始める
金融資産3000万円から8年で3億円超
銘柄の購入と売却のタイミング:売却タイミングの3つパターン
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──銘柄の購入と売却のタイミングについて、どのように判断していますか?
PANさん:買うタイミングは、チャートを見て、押し目だけど上昇トレンドにあるなって思える時にできるだけ買うようにしています。基本的には逆張りよりも順張りでモメンタムに乗る投資が多いです。売るタイミングは3パターンしかありません。

1.株価が上昇している最中に、「もうお腹いっぱい」という売り方
2.上がり方が弱まってきた時に、「これは下がるかもしれない」という売り方
3.ちょっと下落してきて「これは下落トレンドに入ったかもしれない」という売り方
です。この3つの売り方を、その時々で行っていますが、どれが正解なのかはわからないです。「もうここまで利益が出たから十分だろう」と思って売っても、そこからぐんぐん価格が上昇することもあります。「下落トレンドに入ってきた」と思って売った途端、また価格が上昇し始めることもあります。ですが、売った後のことは、まったく気にしないようにしています。
先ほども話しましたが、売った時にある材料だけでは、売ったことが正解かどうかはなかなか判断できないものです。売る時の理由は3パターンの売るタイミングに合わせて明確にしているので、売った後で反省はしません。1株だけ残して売却後の価格の推移を見るような投資家もいますが、そのようなことはしないですね。税理士さんの手間もおかけしてしまいますし。
──売買するときは、テクニカル指標やチャートを重視しているわけですね?
PANさん:チャートを見て売買することが多いですが、決算の結果が不安な場合に決算発表前に売っておくなど、イベントを避ける売り方もあります。また、ファンダメンタルズを見て売ることもあります。3カ月に1回の決算発表の後、決算の数字が悪かったり、今後の見通しが悪い会社は売ることがあります。
──売買する時に活用することが多い指標はどのようなものでしょうか?
PANさん:活用する指標は少なくて、移動平均線、MACD、RSIと、あとは自分で引くトレンドラインぐらいです。チャートパターンは意識しますね。「これはダブルボトムだから、トレンド転換かな」とか考えます。基本的に全ての銘柄は同じようなチャートパターンで見るようにしています。
──移動平均線は、いろいろなパターン使われていますか?
PANさん:20日、50日、200日だけです。スタンダードな、多くの人が見る指標を見た方がいいと思っているので、MACDの数字をいじったりとかはしませんし、平均移動線もSMAを見ていて、EMAにして見ることは一切ないです。値動きは、多くの人が見ている指標のパターンで進んでいくことが多いですから、スタンダードなものを見るようにしています。例えば、抵抗線の場合だと、多くの人が考えている抵抗線を見ていた方が、抵抗線で弾かれるにしても、抵抗線を抜けて買いが入るにしても、動きが分かりやすいことが多いです。多くの人が見ている指標を、素直に見た方がいいと思っています。
──売買する際にはチャートだけでなく、ニュースも見ていますか?
PANさん:ニュースは常に見ています。金利や経済指標もチェックしています。YouTube で毎朝ニュース解説をしているのですが、実際には解説する何倍もニュースを見ていて、その中から面白そうなもの、興味を惹きそうなもの、重要なものだけをピックアップして採り上げています。
ニュースを見るのは主に夜で、平日の午後9時半から忙しくなります。基本は米国株に投資していますので、米国のニュースを見ています。逆に、日本のことはまったく見ていません。土日はゆっくり、寝るなり仕事をするなりします。
ニュースを見て、何かパッと買おうと思った時にすぐ動けるように、現金は常にそれなりに手元に置いています。手元にない時もありますが、そういう時は相場によって、売るべきものがあれば売りますし、売るべきものがなければ我慢します。
──ポートフォリオの見直しをどのタイミングで行っていますか?
PANさん:定期的に見直すことはしないで、相場を見て決めるっていう感じですね。例えば最近は、1ドル142円台になっていたので、かなりの額の円を買いました。運用はドルで考えているので、円を買うっていう発想なんですけど、1ドル145円とかまで行くのかどうかを、
「そこまで行くかもしれないけれど、そこまで行ったらそれなりに日本政府の介入とかも入るんだろうな」と考えると、142円台というのは良い水準かなと思いました。これが例えば、1ドル137円辺りまで円高になってくると、ドルに売り戻すということをやります。最近では、金利が4%を超え、日銀のYCC(イールドカーブコントロール)運用柔軟化の発表で価格が6%下がったタイミングでレバレッジをかけた債券ETFを購入し、2日で3%値を戻したので売りました。
その時々で、何の勝率が高くて、どのリターンが取れるのかということを考えて買っていくと、ポートフォリオは自然に変わっていくという感じです。
──保有期間や取引頻度は、どのぐらいですか?
PANさん:銘柄によりますし、あまり意識はしてないのですが、同じ銘柄を毎日取引するような感じではないです。 CFDとかだと数日で取引してポジションクローズみたいな感じです。長く保有するつもりで購入したけれど、結果的に1日で売っちゃうこともあります。
ポジションは、小さな金額で短期を楽しみつつ、大きな金額はわりと中長期でという感じです。べつに短期か中長期か、どちらかを選ぶ必要はなく、ゴルフもやるけどテニスもやるみたいな感じで、積立投資家だけど短期トレードもちょっと楽しむという感覚でいいと思っています。自分が楽しいと思ったり、リターンを出せそうだと思ったりした投資は、自分のリスク許容を範囲内で何でもやればいいという考えでいます。
リスクコントロールの基本:損切りラインの設定と活用法
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──リスク管理の観点から、どのようなことに考慮するのが最適だと思いますか?リスクは総合的に見るのでしょうか、個別の指標に注目するのでしょうか?
PANさん:中期的なリスクは経済サイクルで見ています。例えば、政策金利が2.5パーセントを下回ったら、グロース株に一括投資すると思います。
相場にもよるのですが、今年は昔から言われているように、株60、債券40という配分がいいと思います。去年は株式も債券も両方価格が下落をしたので意味がありませんでしたが、今年はそのベーシックなポートフォリオがいいと思っています。今は皆が楽観的になって、急に景気が悪くなるリスクは想定されなくなってきましたけれど、どこかで急に何かが起こる、例えば大手企業が潰れるとか、大手銀行が破綻するといった可能性は常に意識しています。その意味で、債券を持っておくと株式のリスクヘッジになります
──今年は年初にクレディ・スイスや米国の地方銀行が数行破綻して、リーマンショックのようなことがまた始まるという見方もありましたが、その時にはどのようにリスク管理を行いましたか?
PANさん:その時は地方銀行の ETFに投資しました。地方銀行の個別株もいくつか購入しました。地方銀行株が売られ過ぎていると思いましたので。その後、ある程度利益が出たところで売っちゃったんですけれど、7月にもかなり上昇しているので、今考えると売るのが早すぎたなと思います。ですが、地方銀行が復活するという読みは合っていたと思います。
──損切りについて、どのようなルールを設けていますか?
PANさん:一律のルールはないのですが、基本的には購入する時に、利益確定なり損切りなり、売却時のイメージを持つようにしています。どのような材料を基にして購入するかにもよりますが、購入する時に「この銘柄はここぐらいまで下がってきたら売ろう」、「この銘柄は上がろうが下がろうが、ある程度の期間を持っておこう」といった感じです。下げ過ぎた銘柄の反発狙いで購入する場合などは、短時間で半値戻しで売るように決めたりもします。
よく損切りラインを8パーセントっていう人がいるのですが、これは米国の投資家のウィリアム・オニールの著書に書いてあるからですね。ですが、個人的には8パーセントで損切りするのは、ちょっと早いなって思っています。8パーセントで損切りする人って、結構損切り貧乏になってしまうので、15パーセントとかでもいいと思います。
売る時のイメージをどのように持つかは毎回違いますし、それを決めておくことは誰にとっても難しいことだと思いますが、基本的には自分で決めたイメージを守るように努力しています。とはいっても、決めた通りにいかないこともあります。思ったよりも値が下がり過ぎてしまい、「売るに売れないので、時間が解決するのを待とう」という、世間一般でダメだと言われているパターンになってしまうこともあります(笑)
──ご自身でアルゴリズムを設計、構築したことはありますか?
PANさん:ないです。世の中には便利なツールがいっぱいあるので、既存のツールで全部済ましたいと思っています。自分でアルゴリズムを作るとか、インディケーターを開発するとか、投資メモ書くとか、そういう面倒なことはしたくないので。そもそも、インディケーターもツールも、あまり使わない方だと思いますし。
投資初心者におすすめのアドバイス:勉強が肝心
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──最後に、投資初心者の方々へのアドバイスはありますか?
PANさん:世の中でよく、「寝ていて1億円稼げる」とか、「勉強しなくても1億円儲かる」という話が出ますが、そのようなことはありません。「あの人が奨めたS&P500を買っておけば安泰だ」なんてことは、所詮過去の話でしかありません。S&P500に投資しても、半分に減ってしまうことだってあります。投資をするには、やはりある程度は勉強しないといけないと思います。
投資というのは経済活動ですので、勉強をしていなくても結果的に勝てることがあるかもしれませんが、勉強せずにやるものではないと思います。例えば、不動産投資であれば、勉強しないで購入する人はいないでしょう。株式への投資も同じように、「その投資によって何が期待できるのか」「本当に米国株に投資すべきか」といったことは、できる範囲で勉強をしておいていただきたいですね。
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