インド株 SENSEX、4ヶ月ぶりの高値に上昇

BSEセンセックスは、木曜日早朝の取引で219（0.3％）高の82,004まで上昇し、8連騰となった。また、NIfty50は4カ月ぶりの高値をつけ、主にハイテク株、金融サービス、銀行セクターが上昇し、25,100を上回った。

市場は10セッション連続で上昇基調を維持しながら値固めを続け、最高値を更新し、8月28日にはNifty50の終値で最高値を記録した。主な要因は、モメンタム指標にプラスのバイアスがかかっていることだ。堅調に推移する中、指数は緩やかに上昇し当面のサポートは24,950、重要なサポートは24,800で、今後25,200-25,300を目指すと見ている。

Nifty50の週足チャートでは過去4週間強気のローソク足パターンを形成しており、高値・安値の一貫したパターンを示している。日足チャートでは、10取引セッション連続で陽線引けとなっており、短期的な相場楽観論が強いことを示している。RSI（相対力指数）のモメンタム指標は現在65を超えており、このポジティブな勢いをさらに強めている。

第2四半期のGDPやPCE価格、失業保険申請件数など、米経済指標の発表を控え、FRBによる利下げ開始決定への期待が引き続きセンチメントを高揚させた。

水曜日のウォール街は、エヌビディアの決算発表が市場心理を好転させなかったため、上げ幅を縮小した。

序盤の上昇銘柄は、バジャジ・フィンセルブ（2.5％）、バジャジ・ファイナンス（2.4％）、HCLテック（1.5％）、シュリラム・ファイナンス（1.4％）。

トレーダーは、金曜日にインドの第2四半期GDPが発表されると予想している。