金利：前場の国債先物は小反発、長期金利は一時2カ月ぶり高水準に上昇

2024年10月8日午前 11:21 GMT+9(一部抜粋)

＜１１：１０＞　前場の国債先物は小反発、長期金利は一時2カ月ぶり高水準に上昇
国債先物中心限月１２月限は、前営業日比２銭高の１４４円２３銭と小反発して午前の取引を終えた。売り一巡後に切り返した。新発１０年国債利回り（長期金利）は同０．５ベーシスポイント（ｂｐ）上昇の０．９２５％。序盤には一時、８月６日以来２カ月ぶり高水準となる０．９３０％をつける場面もあった。
きょうの国債先物は、前日の米国市場で１０年債利回りが続伸して４％の大台に乗せた流れが逆風となり、やや売り先行でスタート。ただアジア時間の取引で米金利高が一服して小幅低下したことから、売り一巡後は切り返して小幅プラス圏に浮上した。
また財務省は午前１０時半に３０年利付国債入札を通告。第８４回債の新規発行で表面利率２．１００％、発行予定額は９０００億円程度。前日時点の入札前取引（ＷＩ）は複利で２．１３０％。