イラン軍、作戦は「終了」と発表 今後の攻撃に対し米国とイスラエルに警告

イラン軍参謀総長のサルダール・バゲリ氏によると、イランはスイス大使館を通じて米国にメッセージを送り、もしイスラエルが次に取りうる行動に協力するならば、米軍基地は「安全がない」ことになり、「対処される」ことになるとワシントンに警告した。

バゲリ氏は、イランの立場から、イスラエルに対する軍事作戦は「終了した」と述べた。

しかし、日曜日の国営テレビIRINNのインタビューによると、バゲリ氏は、イランの軍隊は依然として厳戒態勢にあり、「必要であれば行動する」用意があると強調した。

「もしシオニスト政権が反撃してきたら、次の作戦はもっと大規模なものになるだろう」とバゲリは語った。

シオニスト政権とは、イラン語でイスラエルを指す。

「領事館でのイスラエルの行動は非難されたのだから、対応すべきだった」とバゲリは付け加えた。

いくつかの背景がある：イラン当局は今週末の攻撃が、首都ダマスカスにあるイラン領事館の建物を破壊した4月1日のイスラエルによる攻撃に対する報復であることを明らかにしている。

イスラエルは、イランが革命防衛隊最高司令官モハメッド・レザ・ザヘディを含む複数の高官が死亡したと発表したこの攻撃の責任を主張していない。

しかし、イスラエル国防軍のスポークスマンはCNNに対し、彼らの情報ではこの建物は領事館ではなく、代わりに「民間ビルに見せかけたクッズ軍の軍事ビル」であったと語った。