【日本株週間展望】値固め、日米金融政策発表後に買いも－円高は警戒

2024年7月26日 15:16 JST(一部抜粋)
７月５週（７月29日－８月２日）の日本株は下値を固める展開になりそうだ。日米金融政策や円高が進む外国為替相場への警戒から様子見ムードが強く、週半ばまで相場の方向性は出づらい。ただ金融政策発表後には、前の週の株価指数が急落しただけに見直し買いが期待できる。
　　30、31日の両日に米国では米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）、国内では日本銀行の金融政策決定会合が開催される。日銀は国債買い入れの減額計画の決定とともに、追加利上げに踏み切るかが焦点。エコノミスト調査では７割が現状維持、３割が利上げを予想する。市場の見方が分かれているだけに、政策発表後の為替次第で株価の動きが荒くなる懸念がある。