【喜び】と【悦び】

【喜】と【悦】、同じく「よろこび」を表す言葉だが、その「よろこび」の発信源が大きく違う。

【喜】他者や環境から与えられるよろこび。

【悦】自分の内面から滲み出るよろこび。

少し【喜】と【悦】を投資に例えてみよう。

投資における【喜】とは？投資の主たる目的である、資産を増やす事。含み益、確定利益、配当金、家賃収入など、なんでもいい資産が増えると【喜】ぶ。このよろこびは【喜】である。

投資における【悦】とは？保有している株式や債券で経済が周っている事に気づく。自分の投資行為が社会貢献している事に気づく。その気づきに自ら【悦】に浸る。このよろこびは【悦】である。

もう一つ投資における【悦】とは？保有している資産ポートフォリオのバランス、割合の美しさに【悦】に浸る。このよろこびも【悦】である。

資産額がなかなか増えない、逆に減ってしまう、キャッシュフローが増えない、減ってしまう、【喜】べない状況だとしても、【悦】には浸る事は可能なはずだ。【喜】と【悦】に満たされた投資は楽しい物だ。