カマラ・ハリス氏、パレスチナ支持派デモ参加者に「今こそ停戦の時だ」

米国民主党の大統領候補カマラ・ハリス氏は昨夜、パレスチナ支持派デモ参加者が「パレスチナを解放せよ」と叫びながら演説を中断したことを受け、ガザ停戦に関する自身の立場を表明した。

アリゾナ州のデモ参加者に語りかけたハリス氏は「私はこれまでも明確にしてきた。今こそ停戦合意を成立させ、人質合意を成立させる時だ」と述べた。

ハリス氏はさらに「大統領と私は、停戦合意を成立させ、人質を帰国させるために毎日24時間体制で取り組んでいる。だから、皆さんの声は尊重するが、私たちは2024年の選挙戦について話し合うためにここにいる」と付け加えた。

ハリス氏が数日間で行った選挙活動でパレスチナ支持派デモ参加者とやり取りしたのはこれが2度目。ミシガン州で水曜日に行われた集会では、デモ参加者が「私たちは大量虐殺には投票しない」と叫びながら演説を繰り返し妨害したことに、ハリス氏は苛立っているように見えた。

ハリス氏は最終的にこう答えた。「いいか、ドナルド・トランプ氏に勝ってほしいならそう言ってくれ。そうでなければ私が話す」。