大規模システム障害、世界の目はサイバー企業クラウドストライクに
クラウドストライクが開発する「エンドポイントでの検知と対応(EDR)」ソフトウエアとして知られる製品は、疑わしい活動の兆候がないかマシンを継続的にスキャンし、自動的に対応する。
![世界中の航空会社でシステムが一時止まり出航できない事態に](https://sgsnsimg.moomoo.com/sns_client_feed/181760792/20240720/d6481f3980d8bc9e784b079486fad87d.jpeg/big?area=105&is_public=true)
Global IT Outage Affects Airlines, Banks And Retailers© Photographer: Ezra Acayan/Getty Images
ただこれを行うためには、コンピューターのオペレーティングシステムの中核部分にセキュリティー上の欠陥がないかを検査するためのアクセス権を、そうしたプログラムに与える必要がある。このアクセスは、そうしたプログラムが守ろうとしているシステムを混乱させる能力を与えることにもなる。19日にマイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」が機能停止に陥ったのは、まさにそれが原因だった。
クラウドストライクの担当者は、今回の世界的なシステム障害について、同社のソフトウエア「ファルコン」の不具合が原因だと認めた。
同社は19日の声明で、「ウィンドウズのホスト向けのコンテンツアップデートで見つかった不具合」が原因だとし、サイバー攻撃やセキュリティー侵害によるものではないと説明。「Mac」や「Linux」のマシンを使っている人には影響はないとした上で、「修正プログラムを配布した」と付け加えた。
単純に修正プログラムを配布したから良いという問題ではない気がします。信用問題でもありますし、この件での損害賠償請求がとてつもない金額になるように思えます。
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