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2024年の振り返りと2025の展望②

2024年の振り返りと2025の展望②
前回は2024.12.9時点での損益について全体感と利益を上げた銘柄のついての考察を行ったが、今回は2024.12.21時点の一年間の損失についてフォーカスした振り返りをしたいと思う。
2024年の振り返りと2025の展望②
まず、損失銘柄のトップはSMCIの約18,700ドルの損失であった。SMCIは今年前半のAI関連銘柄への投資ブームではNVDAとともにその筆頭と考えたのは私だけではなかったと思う。2024.12.21時点で未だトレーニングに対する設備投資がAIをめぐる実質的なムーブメントのかなり大きな地位を占めていると考えているため、この銘柄への当時の集中投資は現時点でも肯定されるものであったと考えている。一方で、本企業の会計に関する不祥事は、市場からの退場の可能性すらあったことは十分に株価を左右しうるファクターであり、少数の企業への依存度の高いポートフォリオのリスクの高さを再認識させるものであった。5月の損失確定後、その株価を長らく切り下げつづけていることからも上場廃止を免れるかどうかや監査周辺の変化だけでなく、充分な吟味を行い、当該企業の本質外の不安要素が全て取り払われるまでは本銘柄への集中投資は行わない予定である。
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続いて、損失銘柄の2番目はCOINの約15,500ドルの損失であった。本銘柄は米大統領選挙が市場への影響力を日々強めつつあったことから、暗号資産関連銘柄が注目される環境で、2回の投資を行った。2024.12.21現在に至るまでビットコインが年初来で大幅な上昇を見せていることを鑑みると、直近の最高値349ドルから現在の278ドルへの株価の大きな下落に疑問や、同じく暗号資産関連銘柄であるMSTRで大きく利益を上げ、今でもポートフォリオの一部としていることとの整合性が取れないように見えるかもしれない。しかし、私のこの二つの銘柄の保有理由は、COINは暗号資産価値の確立に伴う暗号資産取引の活発化による同社の価値上昇に対して、MSTRは同社のビットコインの戦略的保有による暗号資産価値の上昇のポートフォリオへの取り込みである。このことから、COINについては、ポジション変化をするとすればそれは、即ち現在からの政策変化であり、トランプ氏の大統領就任後に起こった際に再び考慮する可能性が高い。
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以下3銘柄は損失額は約4,000から約6,000ドルと上記2銘柄に比べれば半分以下と小さいものの、私自身の資産額からすれば、その規模は十分に大きいため、簡単に少し触れておきたい。まず、MODは冷暖房などの設備会社であり、米利下げにより様々なインフラ建設の亢進を想定しての投資を行ったが、インフレの高止まりを確認して、損失の確定を行った。次にBRK.Bは同社の圧倒的に優良なEPSに対する投資を行ったが、同時期のそれを大きく上回るNVDAの売り上げおよびEPS成長を受けた投資を行うために、ポートフォリオから除外した。そして、TSMについては世界的な半導体への需要増から同社の他に類を見ない市場シェアに対して投資を行ったが、中国やロシアを中心とした地政学的な不確実性の高まりから他銘柄へのスイッチングを行った。
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最後に、全体を通して今年の損失確定に対する総括として、その時々の市場環境や新たな事実・政策を考察することは、先の投稿で上げたいくつかの利益確定銘柄との相対的な各ポジションに対して、機動的に動くことで、上昇時の市場平均以上あるいは下落時に市場とはことなるリターンを得るために必須であったことから、2025年も十分な情報収集とそれに基づいた迅速な意思決定を行ってゆくことを意識してゆきたい。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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