インド UP州、ハイブリッド車の登録料免除でマルチ・スズキがNifty上昇率トップ

この措置は、強力なハイブリッド技術を搭載したマルチ・スズキのSUV、グランド・ビターラとMPV、インヴィクトに恩恵をもたらす。

マルチ・スズキ・インディアの株価は7月9日、1株当たり12,615ルピーと5％近く急騰し、ウッタル・プラデーシュ州（UP州）政府が強力なハイブリッド電気自動車（HEV）およびプラグイン・ハイブリッド電気自動車（PHEV）の登録税を即時全額免除すると発表したことを受け、Nifty上昇率トップとなった。

この措置は、強力なハイブリッド技術を搭載したマルチ・スズキのSUV「グランド・ビターラ」とMPV「インヴィクト」に恩恵をもたらす。

グランドビターラは、1.5リッターガソリンエンジン（92PS/122Nm）と電気モーター（80PS/141Nm）からなるハイブリッドパワートレインを搭載している。同様に、トヨタ・イノーバ・ハイクロスのバリエーションであるマルチ・スズキ・インヴィクトは、2.0リッター・ガソリン・エンジンとe-CVTを組み合わせ、システム総合出力186PS（エンジン出力：152PS、モーター出力：113PS）を発揮する。

ハイブリッド電気自動車とプラグインハイブリッド電気自動車は、内燃エンジンと電気モーターを利用する。重要な違いは、PHEVが外部充電を必要とする大きなバッテリーを採用している点にある。