META、マイクロソフトが“史上最高値”に接近、TSMCは下落――１２月売上高は前年同月比８．４％減少
１月１０日の米国株は上げています。日本時間１１日５時３０分現在、NYダウは０．４％、ナスダック指数は０．７％上昇しています。
巨大IT株が上昇しています。マイクロソフトは約２％上昇し、１１月２９日に付けた最高値３８４．３０ドルまで、あと１０セントあまりとの位置まで来ました。METAは約３．５％上昇して、５２週高値を更新しました。METAの株価は２１年９月に付けた史上最高値３８４．３３ドルに迫っています。
NVDAも２％ほど上昇して、連日の高値更新です。ただ、AMD、インテル、TSMC、ARMなど、他の半導体関連株には下げる銘柄も目立っています。
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TSMCは１０日、１２月の月次売上高を発表しました。前年同月比で８．４％減少の１７６３億台湾ドルとなりました。以下に時系列で示します。
TSMCの月次売上高（前年同月比）
10月 2432億台湾ドル（＋15.7％）
11月 2060億台湾ドル（－7.5％）
12月 1763億台湾ドル（－8.4％）
１０月をピークに１１月、１２月と水準が切り下がっています。会社側では１０－１２月期の売上高を６０００億～６２７０億ドルのレンジで計画していました。結果として６２５５億台湾ドル程度になったもようです。レンジの上限近くに落ち着きました。１０月の結果を受けて、上積みの期待も出ていたので、やや期待を裏切る売上高になったと考えられます。
ラジオNIKKEI解説委員 鎌田伸一
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