【朝イチ報】マスク氏に性的スキャンダル？　アップル、時価総額で一時トップ奪還　FRB金利据え置き、年内利下げ予想は1回

市場概況
12日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比35ドル21セント安の3万8712ドル21セントと小幅続落。ナスダック総合株価指数は同264.890ポイント高の1万7608.436だった。13日の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となり、日経平均株価は反発する公算が大きい。ここ攻防ラインとなっている3万9000円大台ラインをきょうは回復しそうだ。

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FRB、金利据え置き 年内利下げ予想は1回だけ
米連邦準備制度理事会(FRB)は12日まで開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利のフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を約20年ぶり高水準の5.25~5.50%に据え置くことを決定した。FOMC後に公表した金利見通しによると、大半の当局者は年内に1回だけの利下げを織り込んでいる。
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パウエルFRB議長ポイント

【米国株】まちまち、S&P500種とナスダックが最高値更新 米CPI受け
12日の米株式相場はまちまち。ダウ平均は小幅続落。S&P500種とナスダック総合指数は3日続伸し、最高値を更新した。S&P500種指数は45.71ポイント（0.85％）高の5421.03と初の5400台に。
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アップル、時価総額で米国トップ奪還 マイクロソフト抜く
12日午前の米株式市場で $アップル(AAPL.US)$が3％余り上昇し、株式時価総額で一時 $マイクロソフト(MSFT.US)$をかわして米国企業トップに返り咲いた。マイクロソフト超えは1月以来。終値ベースでは再度マイクロソフトに抜かれている。
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ブロードコムが決算受け時間外で12%の大幅高 株式分割も発表 1株を10株に
半導体の $ブロードコム(AVGO.US)$が時間外で大幅高。引け後に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。AI製品の堅調な需要を背景に好調な数字を発表しているが、AI絡みの売上高は31億ドルに上っていた。ガイダンスも公表し、予想を上回る通期の売上高見通しを示している。また、7月15日付で1株を10株にする株式分割も発表した。
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マスク氏、スペースXの女性社員らと一線越える関係
米実業家のイーロン・マスク氏が2017年、宇宙開発ベンチャーのスペースXの元エンジニアインターンの女性に対し、幹部スタッフとしての役割を話し合うため個人的に接触していたことが分かった。その数年前に学生インターンだった女性は、スペースXを改善するアイデアなどを持ち掛けていたという。

アマゾン、台湾に数十億ドル投資へ クラウドインフラ構築
米 $アマゾン ドット コム(AMZN.US)$は、今後15年間で台湾に数十億米ドルを投資し、データセンターを建設する。アジアにおけるクラウド・サービスの需要拡大に対応するため、世界的なハイテク企業がアジアでの足場を強化する新たな事例となる。

オラクルが決算受け大幅高 クラウドインフラが好調 グーグルなど複数の提携も発表
$オラクル(ORCL.US)$が大幅高。前日引け後に3-5月期決算(第4四半期)を発表し、クラウドインフラ部門が43%増と好調に拡大していることが好感されている。同部門の上高全体に占める割合はまだ小さいが、市場は同社の将来の成長への大きな賭けとしてこの部門に注目している。

ナイキ、EU商標訴訟でプーマに敗れる
欧州連合(EU)の一般裁判所は、米スポーツ用品大手 $ナイキ B(NKE.US)$の商標登録申請を事実上却下した。ナイキはハイテク関連製品を表す「フットウエア(footware)」の商標登録を申請していたが、これに対してドイツの同業プーマが異議を申し立てていた。EUはプーマの主張を支持し、ナイキにはプーマに訴訟費用を支払うよう命じた。

世界石油市場、20年代末には大幅な供給超過に＝IEA月報
国際エネルギー機関（IEA）は12日公表した報告書で、世界の石油需給は2020年代末には大幅な供給超過になるとの見通しを示した。需要の伸びが鈍化する一方で供給が大きく拡大する中で、余剰生産能力は新型コロナウイルス流行初期に見られたような水準に達するとみている。