【朝イチ報】テスラ株主にマスク氏報酬案への反対を助言＝グラス・ルイス　ＦＲＢ重視のＰＣＥコア価格指数、４月は鈍化か

市場概況
24日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比4ドル33セント高の3万9069ドル59セントとわずかながら3日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同184.761ポイント高の1万6920.794だった。27日の東京株式市場は主力株中心に買い戻し優勢の地合いとなり、日経平均株価は反発に転じる公算が大きい。

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テスラ株主にマスク氏報酬案への反対助言＝グラス・ルイス
米議決権行使助言会社グラス・ルイスは電気自動車（EV）大手テスラの株主に、6月13日の株主総会でイーロン・マスク最高経営責任者（CEO）の多額の報酬パッケージに反対票を投じるよう助言した。

ＦＲＢ重視の基調的インフレ指標、４月は鈍化か－進展幾分示唆も
米連邦準備制度が重視するインフレ指標で、31日に発表される４月の米個人消費支出（ＰＣＥ）コア価格指数は、根強い物価上昇圧力から幾分緩和しつつあることを示す見込み。

円は156円台後半、神田財務官が円安けん制－日銀正副総裁の講演注目
27日朝の東京外国為替市場の円相場は１ドル＝156円台後半と、前週末の夕方に比べて小幅高。海外市場では神田真人財務官の円安けん制発言で156円80銭台まで上昇した。東京市場では介入警戒感が円を下支えするとみられ、日本銀行の植田和男総裁と内田真一副総裁の講演と円金利の反応が注目される。
関連記事：長期金利は市場で形成されることが基本－１％台に上昇で植田日銀総裁

北朝鮮「人工衛星」打ち上げ通知
北朝鮮の関係機関から、6月4日午前0時までに「人工衛星」を打ち上げるとの通報があったと、NHKが海上保安庁からの情報として伝えた。

米利下げ待ちあぐねる米国債投資家に朗報－買い戻しとＱＴ減速の開始
米財務省は29日から、発行済みで取引が比較的困難な証券を対象に2000年代初頭以来初となる一連の買い戻しを開始する。６月には米金融当局が量的引き締め（ＱＴ）として知られるバランスシート圧縮のペースについて、減速を始める予定だ。

トヨタ、純利益上振れ期待で首位　25年3月期も販売増
2025年3月期の純利益の上振れ期待が大きい企業はどこか。市場予想が会社予想を上回った額が最も大きかったのは $トヨタ自動車(7203.JP)$だった。3割減益という会社予想について、市場では堅調な販売を踏まえると「少なくとも横ばい」との声があった。