ダウ平均とS&P500は24日も最高値を更新した。ダウ平均はことし31回目、S&P500は41回目の最高値更新。ナスダックも上昇した。一旦マイナス圏に沈む場面が見られたものの下値での押し目買い意欲は根強いようだ。先週のFOMCでの大幅利下げ後の株高の流れが継続した。「恐怖指数」として知られるシカゴ・オプション取引所(Cboe)のボラティリティー指数(VIX指数)は24日に15.42まで低下し、月初来の最低水準で終える軌道にある。これは、投資家がより穏やかな展開を予想し、市場が混乱すれば利益を得られるオプションの取引から手を引いていることを示唆する。
25日の東京株式市場は強弱観対立のなかもやや売りに押される展開で、日経平均株価は5日ぶりに反落する公算が大きそうだ。