【朝イチ報】FRB“タカ派的”利下げ、来年の予測2回に後退　米国株3指標が大幅安、円安進み154円台後半

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●【東京株式相場予想レンジ】3万8000円-3万8700円（18日終値3万9081円71銭）
●FRB、0.25ポイント追加利下げ 来年のペース減速を示唆
●マイクロン、決算受け時間外で大幅安 ガイダンスを嫌気 スマホやPCの需要低迷を反映
●マスク氏、つなぎ予算案に反対表明 共和党内の混乱深まる
●EU、オゼンピックと眼疾患の関連性を調査へ
●ネトフリ、オランダ当局が制裁金 個人情報の扱い巡り
ーmoomooニュースMark

◇18日の米株式相場は大幅続落。3指数がそろって2％以上下落したのは8月以来。ダウ工業株30種平均は10営業日続落。連邦公開市場委員会（FOMC）の結果発表を控え様子見気配が強まる中、寄り付き後はまちまち。前日まで下げが続いていたダウ平均は主力株の一部に買いが入り上昇した一方、ナスダックは小幅に下落して始まった。FOMCでは予想通り主要政策金利が0.25％引き下げられたが、25年の利下げ予想が従来予想から減少したことが失望され、下落。その後長期金利の上昇に伴い下げ幅を拡大し、終了した。
◇19日の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に売りが広がり、日経平均株価は大幅続落となる可能性が高い。

FRB、0.25ポイント追加利下げ 来年のペース減速を示唆
米連邦準備制度理事会（FRB）は18日まで開いた連邦公開市場委員会（FOMC）で、政策金利の誘導目標を追加で0.25ポイント引き下げると決定した。だが今後の利下げ幅とペースについては、一段と不透明感が漂っていることを示唆した。パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見で、「今後の政策金利の調整について、一段と慎重に検討できる」と語った。
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マイクロン、決算受け時間外で大幅安 ガイダンスを嫌気 スマホやPCの需要低迷を反映
$マイクロン・テクノロジー (MU.US)$が時間外で大幅安。第2四半期のガイダンスを嫌気している模様。1株利益、売上高とも予想を下回った。同社は声明で「消費者志向の市場は短期的には低迷しているが、25年度の下半期には成長への回復を見込んでいる」と述べた。スマートフォンやパソコンの需要低迷を反映させている。
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マスク氏、つなぎ予算案に反対表明 共和党内の混乱深まる
トランプ次期政権でコスト削減を指揮することになっているマスク氏は、18日の夜明け前にツイートを投稿。つなぎ予算案を批判する議員らに同調し、「この法案は可決されるべきではない」と述べた。またその後には、「この途方もない歳出法案に賛成票を投じる（議員）は、2年後の落選に値する！」と投稿した。

EU、オゼンピックと眼疾患の関連性を調査へ
欧州連合（EU）の欧州医薬品庁（EMA）は18日、デンマークの製薬大手 $ノボ・ノルディスク (NVO.US)$の糖尿病治療薬「オゼンピック」と、視力障害を引き起こす希少眼疾患との潜在的な関連性について調査すると発表した。最近になり、二つの科学的研究で懸念が提起されていた。

ネトフリ、オランダ当局が制裁金 個人情報の扱い巡り
オランダのデータ保護局（DPA）は18日、米動画配信大手 $ネットフリックス (NFLX.US)$に457万ユーロ（約7億3700万円）の制裁金を科した。個人情報の扱いについて利用者に十分な情報を提供しなかったと判断した。

ボーイング、｢737｣や｢767｣の生産再開
米航空宇宙大手ボーイングは「737」、「767」、「777｣、｢777X」の各航空機の生産を再開した。ステファニー・ポープ最高執行責任者（COO）はリンクトインで、米太平洋岸北西部にある複数の工場が安全管理システムを使用して再稼働したと明らかにした。ボーイングは今月に入り、主力小型機「737MAX」の生産を再開したと発表していた。