【朝イチ報】米利下げ観測で153円台後半　Apple、「賢人」売りは反転の号砲か　インテル、日米で｢後工程｣自動化

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市場概況
6日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比176ドル59セント高の3万8852ドル27セントと4日続伸。ナスダック総合株価指数は同192.917ポイント高の1万6349.245だった。7日の東京株式市場は主力株中心に広範囲に買いが広がり、日経平均株価は大幅反発し3万8000円台後半に水準を切り上げる展開が想定される。

トップニュース
ハマスが受け入れた停戦案、イスラエルが拒否－ラファ作戦継続へ
イスラム組織ハマスはパレスチナ自治区ガザにおける停戦案を受け入れたと表明したが、イスラエルの戦時内閣は「イスラエルが必要とする要求を満たすには程遠い」として、全会一致でこれを拒否。戦闘停止への期待を打ち砕いた。

円相場、153円台後半で推移　米利下げ観測で金利低下
6日のニューヨーク外国為替市場で、対ドルで円は1ドル=153円台後半と前週末から90銭前後の円安水準で推移している。日本政府・日銀による為替介入観測に加え、1日の米連邦公開市場会議（FOMC）などで年内の米利下げ期待が再び強まり、日米金利差が縮小するとの思惑から急速な円安はいったん収まった形だ。
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米ＣＰＩ､株価と利下げの見通しで重要な鍵に-モルガンＳウィルソン氏
３日に発表された４月の米雇用統計では、労働市場の減速が示された。そうした中、15日に発表される４月の消費者物価指数（ＣＰＩ）は米経済の状況に関する新たな手掛かりを与える。一部トレーダーは直近の雇用統計について、金融当局が９月にも利下げに踏み切る可能性があることを示唆していると捉えている。

バークシャーの手元資金、過去最高を更新－保険事業好調で増益
著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資・保険会社 $バークシャー・ハサウェイ (BRK.A.US)$は、大型投資案件が乏しい中で手元現金水準が再び過去最高を更新した。営業利益は保険事業が寄与し増加した。

試練のApple、「賢人」売りは反転の号砲か（NY特急便）
6日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は前週末比0.5%高の3万8852ドルで終えた。ハイテク株が相場をけん引する中で、振るわなかったのは4日に「オマハの賢人」ことバフェット氏率いる投資会社が追加売却を明らかにした $アップル (AAPL.US)$だ。巨大テック銘柄の中でも出遅れが目立つが、来月にも開く人工知能（AI）関連イベントを前に、株価の反転を期待する声が漏れ始めている。
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iPhone受託生産の鴻海株、日中高値を更新－４月の売上高が急増

インテル、日米で半導体｢後工程｣自動化　地政学リスク減
米 $インテル (INTC.US)$ と $オムロン (6645.JP)$など国内14社が半導体を最終製品に組み立てる「後工程」を自動化する製造技術を日本で共同開発することが6日、わかった。2028年までに実用化する。日米でサプライチェーン（供給網）の地政学リスクを軽減する。

パランティア株が一時10％下落、通期売上高見通しを上方修正でも
米 $パランティア・テクノロジーズ (PLTR.US)$の株価が６日の米株式市場時間外取引で一時10％下落した。人工知能（ＡＩ）ブームを象徴する銘柄の一つである同社の株価は過去１年間で既に３倍に上昇していただけに、通期売上高見通しの上方修正でも市場には響かなかった。

プラチナ企業TOP100　御社やライバルはランクイン？
働きやすさは高いが、働きがいは低い企業を「ホワイト」、逆に働きやすさは低いが、働きがいは高い企業を「モーレツ」と分類した。両方とも高い企業を「プラチナ」、両方とも低い企業を「ブラック」と類型化した。全体に占める比率はモーレツが29%で最多だった。プラチナは24%、ホワイトは20%だった。プラチナには $サイボウズ (4776.JP)$ や $味の素 (2802.JP)$ 、ホワイトには $千趣会 (8165.JP)$ や $日本化薬 (4272.JP)$ 、モーレツには $テー・オー・ダブリュー (4767.JP)$ やセントラルスポーツが入った。