【朝イチ報】ＦＯＭＣ、年内利下げ見通し後退か　欧州議会選挙で独仏首相率いる政党が大敗、政治不安高まる

市場概況
７日の米国株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前営業日比８７ドル１８セント安の３万８７９８ドル９９セントと４日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同３９．９９５ポイント安の１万７１３３．１２６だった。１０日の東京株式市場は強弱観対立のなか、日経平均株価は前週末終値近辺でもみ合う展開が想定される。

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【中銀チェック】日米の金融政策会合はともに注目＝米FOMC＆日銀会合
11日、12日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利は据え置き見通し。年末時点での参加者の政策金利水準見通しを示すドットプロットの変更がどこまで進むかがポイント。13日、14日には日本銀行金融政策会合が開催される。政策金利は据え置き見込み。注目は国債買入れの減額があるかどうか。現行で月額6兆円規模となっている国債買い入れについて、減額と据え置きで見方がかなり分かれている状況。

ＦＯＭＣ、年内利下げ見通し後退させ１回かゼロもーブルームバーグ調査
ＦＯＭＣ会合で、当局が年内に何回の利下げを示唆するかについてブルームバーグが、エコノミストに対して行った調査によると、当局が２回利下げを示唆すると予想するエコノミストが41％を占めた一方、１回だけ、または全く行われないと予想したエコノミストも41％いた。

アップル、AI軍拡競争に出遅れた理由はー年次開発者会議（WWDC)が日本時間11日未明開幕
アップルは10日に開幕する年次開発者会議（WWDC）で、テクノロジーの未来を決定付けることになると多くが考えているAIの軍拡競争に参戦することになる。目指すのは、マイクロソフトやアルファベット傘下のグーグルなど、主力製品に生成AIを組み込み始めたライバルに追いつくことだ。

欧州議会選挙で独仏首相率いる政党が大敗、欧州の政治不安高まる
先週末の欧州議会選挙では、ドイツのショルツ首相率いる与党社会民主党が大敗、3位に転落したことが出口調査で明らかとなった。欧州主要国ドイツとフランスの首脳率いる政党が大敗したことを受け、欧州の政治不安が高まる可能性がある。週明け東京時間ではユーロは下落して始まっている。

キャシー・ウッド氏、マスク氏の巨額報酬案を支持
米投資会社アーク・インベストメント・マネジメントを率いる著名投資家のキャシー・ウッド氏は、米電気自動車（EV）大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者（CEO）の巨額報酬案を支持している。

利益成長“青天井”銘柄リスト 34社選出 ＜成長株特集＞
6日時点の時価総額が500億円以上2300億円未満の銘柄を対象に、24年1-3月期に四半期ベースの過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益が“青天井”状況になっている銘柄をリストアップ。上振れ率トップとなったのは、総合機械商社の $第一実業(8059.JP)$<8059> [東証Ｐ]。