【朝イチ報】マスク氏、米消費者金融保護局の廃止求める　ドル円が一時150円台半ば、ビットコインは5日ぶり反発

Moomooユーザーの皆様～おはようございます！本日朝イチ報のキーポイントはこちら。
●【東京株式相場予想レンジ】3万7500円-3万8050円（27日終値3万8134円97銭）
●米コアPCE価格指数、10月は前年比2.8％上昇 予想通り
●ドル円が一時151円割れ
●カナダ政府 すでに対米報復関税を検討
●マスク氏、米消費者金融保護局の廃止求める
●マイクロソフト、FTCが調査
●コインデスクのビットコイン価格指数は6.20％高の9万6626.43ドル
●今日の株価材料－電力・医療にサイバー対策 重要インフラのソフト登録制に
ーmoomooニュースMark

◇27日の米株式相場は反落。ダウ工業株30種平均は6営業日ぶり、S&P500種指数は8営業日ぶりの反落。過去最高値付近から高値警戒感などに軟調に寄り付いた。ハイテク株の比重が大きいナスダック総合指数が相場の下げを主導した。 $デル・テクノロジーズ (DELL.US)$、 $HP (HPQ.US)$、 $クラウドストライク・ホールディングス クラスA (CRWD.US)$、 $ワークデイ クラスA (WDAY.US)$、 $オートデスク (ADSK.US)$などが発表した期待外れの決算が嫌気された。
◇ダウは一部小売り企業の好決算を好感し一時上昇したが、トランプ次期大統領が計画している追加関税策による経済や企業業績への影響を警戒した売りがくすぶり下落に転じた。ナスダックは人工知能（AI）への期待が行き過ぎとの見方も浮上し、ハイテクの下落が重しとなり終日軟調に推移し、終了。セクター別では、不動産が上昇した一方、半導体・同製造装置が下落した。
◇28日の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に売り優勢の地合いが続き、日経平均株価は引き続き下値を試す展開で3日続落となりそうだ。

トップニュース
米コアPCE価格指数、10月は前年比2.8％上昇 予想通り
米商務省が27日発表した10月の個人消費支出（PCE）価格指数は前月比0.2％上昇、前年同月比では2.3％の上昇となった。コアPCEの前年同月比での伸びはウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）がまとめたエコノミスト予想と一致した。コアPCEの上昇率が2％より3％に近い状態が長引いており、FRBの今後の金利判断に影響しそうだ。

ドル円が一時151円割れ
ドル円の売りが再び強まっており、151円を一時割り込んだ。日本時間1時のロンドンフィキシングに向けて売りが強まっている。先ほど発表の米PCEデフレータを受けて151円台半ばまでの買い戻しも見られていたが、上値は重く、再び下値模索を加速させている。ドル円は本日の下げで200日線を下回ってきており、感謝祭明けの動きが注目される。

カナダ政府 すでに対米報復関税を検討、メキシコと一緒くたにするのは不公平
トランプ氏のカナダ製品25%関税発言を受け、カナダ政府はすでに特定の米国製品に対する報復関税を検討している。AP通信が報じた。カナダ政府当局者は、あらゆる事態に備えており報復関税の対象品目について検討を開始した。ただ、まだ何も決定はしていないと述べた。カナダをメキシコと一緒くたにするのは不公平だと付け加えた。

マスク氏、米消費者金融保護局の廃止求める
実業家のイーロン・マスク氏は27日未明、米消費者金融保護局（CFPB）の廃止を呼びかけた。同氏は、トランプ次期政権が新設する「政府効率化省（DOGE）」の共同責任者に指名されている。マスク氏はXへの投稿で「CFPBを廃止せよ。重複する規制当局が多すぎる」と書き込んだ。
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トランプ内閣2.0！米国株高は続くのか?

マイクロソフト、FTCが調査
米連邦取引委員会(FTC)は反トラスト法に基づき $マイクロソフト (MSFT.US)$の調査に乗り出した。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。クラウドコンピューティングからソフトウエアライセンス事業、サイバーセキュリティー関連サービス、AI製品など調査対象は多岐に渡るという。

ウーバーに売り FTCが消費者保護法違反で調査と伝わる
日本時間の午前4時過ぎから $ウーバー・テクノロジーズ (UBER.US)$に売りが出ており、前半の上げを失っている。一時71ドルちょうど付近まで下落。米連邦取引委員会(FTC)が、同社の主力の定期購入サービスが消費者保護法に違反したかどうかを調査していると伝わった。ブルームバーグが伝えた。

【仮想通貨】コインデスクのビットコイン価格指数は6.20％高の9万6626.43ドル
米国時間27日の取引でコインデスクが算出する $ビットコイン (BTC.CC)$価格指数は5644.35ドル（6.20％）高の9万6626.43ドル。上昇率は10.27％を記録した2024年11月11日以降で最大。5日ぶりに反発。

今日の株価材料－電力・医療にサイバー対策 重要インフラのソフト登録制に
株価材料： $ユニチカ (3103.JP)$、 $日本製鉄 (5401.JP)$、 $日本電気 (6701.JP)$ $神戸製鋼所 (5406.JP)$など