【朝イチ報】エヌビディアとアップル、オープンAIに出資交渉　「25年の最良のAI株投資先はアップル」とシティ

市場概況
29日の米株式相場はまちまち。ダウ平均が反発した一方、S&P500種とナスダック総合指数は続落した。ダウ工平均の終値は前日比243.63ドル高の4万1335.05ドル、最高値を更新した。S&P500は0.22ポイント安の5591.96、ナスダックは39.60ポイント安の1万7516.43で引けた。米国の4～6月期実質国内総生産（GDP）が速報値から上方改定されたほか、週間新規失業保険申請件数は前週比で小幅ながら減少した。米景気に対する悲観的な見方を後退させる形となり、全体相場を支援した。

30日の東京株式市場は強弱観対立のなか日経平均株価は前日終値近辺で小幅な値動きとなりそうだ。

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エヌビディア6％超急落、一日で2000億ドル消失 － Q2業績予想上回るも市場期待に届かず
● $エヌビディア (NVDA.US)$の株価が木曜日に6%以上下落、一日で約2000億ドル消失。アナリストはこれを買いチャンスと見ている。
●Q2業績は予想を上回り、Q3業績予想もアナリストの平均予想を超えたが、市場の最も楽観的な予想には達せず、株価が急落。
●他の多くの企業にとって収益と利益が倍増するのは驚異的な業績だが、エヌビディアにとってはそうではない。
●Carson Groupのチーフ・マーケット・ストラテジスト、Ryan Detrickによると、エヌビディアの業績成長は以前と比べて小さい。しかし、収益は依然として122%の速度で増加しており、今回の決算期の基準が高すぎた」と述べている。
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アップルとエヌビディア、オープンAIへの投資検討＝関係者
米 $アップル (AAPL.US)$と米半導体大手 $エヌビディア (NVDA.US)$は、生成AI（人工知能）の「ChatGPT」を手がける米オープンAIの新しい資金調達ラウンドへの参加を協議している。複数の関係者によると、このラウンドでオープンAIの評価額は1000億ドル（約14兆5000億円）を超える見通し。ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）は28日、ベンチャーキャピタル（VC）のスライブ・キャピタルが数十億ドル規模の新ラウンドを主導し、マイクロソフトも参加する見通しだと報じていた。

2025年、アップルはエヌビディアを抜いてAI関連銘柄のトップになるとシティ
●シティは $アップル (AAPL.US)$を2025年の最良のAI株投資先と見なす。
●AI取引はインフラからデバイスにシフトしており、アップルの次期iPhone 16サイクルに利益をもたらすとシティは述べた。
●アップルは中国での生産開始後すぐに、インドでも新型iPhoneの量産を開始した。
●インドでの生産は地政学的リスクを緩和したいという意欲を示すだけでなく、インドの供給網の技術進歩を反映している。
●以前は中国の工場で最新・高級モデルが生産され、インドは低価格・旧モデルに限定されていたが、今年は両国で最新モデルが同時に生産されるようになった。これは、アップルのサプライチェーンにおける今年最大の変化であるだろう。
●しかし、Counterpoint ResearchのIvan Lamは、インドの成長は最終製品の組み立てに限られ、主要部品の生産は依然として中国が中心であると述べた。

ASMLの中国事業、オランダ政府が規制強化へ＝報道
オランダ政府は、同国の半導体製造装置大手 $ASMLホールディング (ASML.US)$が中国の半導体メーカーに提供している装置の修理・メンテナンスサービスを制限する計画だ。報道によると、オランダ当局はASMLが中国でサービスとスペアパーツを提供するのに必要な一部のライセンスを更新しない可能性が高い。この決定の背景には米国からの圧力があるという。オランダはすでに、ASMLが先進的なマイクロプロセッサの製造に不可欠なリソグラフィ（露光）装置の一部を中国に輸出するのを阻止している。

デル時間外で3％超上昇、5-7 月期は増収増益 AIサーバー大幅成長で
米 $デル・テクノロジーズ (DELL.US)$が29日発表した5-7月期（第2四半期）決算は売上高と利益が市場予想を上回った。人工知能（AI）向けサーバーの需要の急拡大が続いたことが追い風になった。29日の米株市場引け後の時間外取引で通常取引終値比約3％高となっている。
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デル、傘下セキュアワークスの売却検討＝報道