【朝イチ報】エヌビディアとVMウェアが提携拡大、カスタム生成AI提供　BofA顧客、米国株買いを加速

市場概況
22日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比174ドル86セント安の3万4288ドル83セントと続落。ナスダック総合株価指数は同8.283ポイント高の1万3505.873だった。23日の東京株式市場は売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は3日ぶりに反落する展開となりそうだ。

トップニュース
GXに2兆円超、政府概算要求　複数年で民間投資後押し
政府は2024年度予算の概算要求で、脱炭素に向けたグリーントランスフォーメーション（GX）分野に2兆円超を要求する。蓄電池や半導体、水素関連装置などGXに欠かせない製品の国内生産を集中支援する。複数年度にわたって予算を使えるようにして民間投資を後押しする。

米中古住宅販売、７月は年初来の低水準－在庫不足と金利上昇が重し
全米不動産業者協会（ＮＡＲ）が発表した7月の中古住宅販売件数は、今年最も低い水準に沈んだ。在庫不足と借り入れコストの上昇が響いた。

米リッチモンド連銀総裁、インフレ目標変更ならＦＲＢは信頼失う恐れ
米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、インフレ目標を途中で変更し始めれば、米金融政策当局は信頼を失う恐れがあるとの認識を示した。バーキン総裁は「2%の目標は、決して達成できない空想上のユニコーンのようなものではない」と指摘した。

2つの米地区連銀理事会が公定歩合据え置きを支持－議事要旨
計12の米地区連銀のうち2つの連銀の理事会が7月に公定歩合の据え置きを支持していたことが、連邦準備制度理事会(FRB)が22日に発表した公定歩合議事要旨で示された。他の連銀の理事会は0.25ポイントの引き上げを支持していた。

ＢｏｆＡ顧客、米国株買いを加速－2カ月で最大の週間44億ドル
米銀大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)の顧客は先週、44億ドル(約6400億円)の資金を米国株に振り向けた。この2カ月間で最大の配分は、機関投資家やヘッジファンドが率いた。

エヌビディアとVMウェア、提携を拡大 カスタム生成AI提供で
米半導体大手 $エヌビディア (NVDA.US)$と仮想化技術ソフトウエア大手の米 $VMウエア (VMW.US)$は22日、提携拡大を通じて生成人工知能(AI)をより多くの企業に提供すると明らかにした。

アナリストがアマゾンをベスト・アイディアに追加 株価は小幅安
アナリストが、 $アマゾン･ドットコム (AMZN.US)$の中核部門は過小評価されており、 $アップル (AAPL.US)$や $マイクロソフト (MSFT.US)$と同様に、同社株をベスト・アイディアに追加した。同社株は年初来で60%超上昇しており、今年最も好パフォーマンスの銘柄の1つとなっている。それでもまだ上げ余地があるという。

米２年債利回り５％、銀行に「ペイントレード」意味する－ＴＤ
金利の上昇は貸し手に利益拡大の機会を与える一方、借り入れコストが絶え間なく上昇する事態は銀行セクターに新たな問題を生じさせかねないと、ＴＤセキュリティーズのシニアストラテジストは警告する。

日銀コア物価指標が過去最高、将来予測の有効指数は3.3％上昇－７月
2%の物価安定目標を掲げる日本銀行が消費者物価の基調的変動の分析で重視する各種コア指標は、7月にいずれも過去最高の上昇率を記録した。「基調的なインフレ率を捕捉するための指標」を22日公表した。