【朝イチ報】エヌビディア上値抵抗線を突破、スーパーマイクロ16％上昇、北海ブレント原油が80ドル台に

Moomooユーザーの皆様～おはようございます！本日朝イチ報のキーポイントはこちら。

●【東京株式相場予想レンジ】3万8300-3万9300円(10月7日終値3万9332円74銭)
● FRBの利下げ、年内終了との見方も
● アップルとアマゾンが大幅安、投資判断引き下げで
● エヌビディアは逆行高、上値抵抗線を突破
● 米国株リスクオンへ？的中率100％の景気後退指標が反落！
● スーパーマイクロ16％上昇、10万個のGPU出荷中
● 中国版「M7」？米ハイテク大手に匹敵！強気相場はいつまで続く？
●北海ブレント原油が80ドル台に
● 東京メトロの仮条件は1100～1200円、想定価格から引き上げ
● ADR日本株ランキング～全般売り優勢、シカゴは大阪比455円安の38915円～
ーmoomooニュース Julie

市場概況

◇7日の米国市場では、予想を上回って堅調な雇用成長を受け、大幅な利下げ期待が後退し、株式と債券は下落。業種別ではエネルギーのみ上昇。中東情勢の悪化懸念で原油高が進んだ。
◇地政学的リスクの上昇を警戒し、リスク回避の円買いが優勢。ドル円は一時147円台に。
◇8日の東京株式市場は主力株中心に大きく売り優勢に傾き、日経平均株価は大幅反落する公算が大きい。

出所：moomooアプリ

トップニュース

FRBの利下げ、年内終了との見方も
先週発表された9月雇用統計は失業率が予想外に低下、非農業部門雇用者数も3月来で最大の伸びとなるなど、軒並み予想を上回り労働市場の底堅さが証明された。経済が予想外に強く、景気後退どころか、「ゴルディロックス」との見方も強まり一部のエコノミストは年内の利下げは終了との見解を示すなど、当面はドルの買戻しが優勢となる可能性がある。

アップルとアマゾンが大幅安、投資判断引き下げで
「マグニフィセント・セブン」のうち2社の株価が前週末比で大幅安となった。 $アマゾン･ドットコム (AMZN.US)$ が3.1％安。ウェルズ・ファーゴのアナリストが投資判断を「ニュートラル」に引き下げた。 $アップル (AAPL.US)$ も2.3％安。ジェフリーズはアップルの投資判断を「ホールド」に引き下げた。

エヌビディアは逆行高、上値抵抗線を突破
$エヌビディア (NVDA.US)$ は2％高となり、上値抵抗線を突破した。
関連記事：米国株リスクオンへ？的中率100％の景気後退指標が反落！出遅れ半導体株への買い続く？

出所：エヌビディアの株価推移、Bloomberg

スーパーマイクロ16％上昇
$スーパー・マイクロ・コンピューター (SMCI.US)$ が7日に15.8％上昇した。会社側が四半期あたり10万個のGPUと2000台以上の液冷ラックを出荷中だと明かした。「顧客需要は堅調で、10K申請の遅れや米国の調査報道などの影響を受けていない」という。

中国版「M7」？米ハイテク大手に匹敵！強気相場はいつまで続く？
●香港株のハンセン中国企業指数は過去1ヶ月で30％以上上昇、ブルームバーグが追跡する世界90余りの株価指数の中で最も良いパフォーマンスを遂げている。
●中国本土市場は本日8日が連休明け初めての取引日となる。中国本土市場が連休で休場していた間、香港市場は上昇が続いた。中国本土市場でも株高の勢いが続くどうか注目される。
関連記事：中国不動産市場に明るい兆し深センの新築住宅仮契約が前年比762%増きょうから中国市場再開

北海ブレント原油が80ドル台に
●北海ブレント原油が7日に、８月以来の高値である１バレル＝80ドル台に上昇した。中東での緊張が激化し、イスラエルがイランの石油インフラを攻撃するとの観測が強まっていることが背景にある。
●Bloombergによると、オプション取引業者らは、需要懸念とOPECプラス諸国による生産増加の見通しを背景に、価格低下を狙ったポジションを取っていたが、中東情勢の悪化懸念を受け、コールオプションのスキューが急上昇した。

北海ブレント原油の推移、出所：Bloomberg

東京メトロの仮条件は1100～1200円、想定価格から引き上げ
23日に東証プライム市場に新規上場予定の $東京地下鉄 (9023.JP)$の仮条件価格は1100～1200円となった。7日に提出された有価証券届出書の訂正届出書で示された。上場承認時の想定価格1100円から引き上げている。需要状況などを勘案して15日に売出価格を決める予定。