【朝イチ報】NVIDIA純利益8.7倍、市場予想上回る　米利下げ6月が軸に－FOMC1月要旨

市場概況
21日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比48ドル44セント高の3万8612ドル24セントと3日ぶりに反発。。ナスダック総合株価指数は同49.913ポイント安の1万5580.870だった。22日の東京株式市場は売り買い交錯のなか日経平均株価は3万8000円台で強調展開が想定される。

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NVIDIA純利益8.7倍　AI需要が急拡大、市場予想上回る
米半導体大手 $エヌビディア (NVDA.US)$が21日発表した2023年11〜24年1月期決算は、純利益が前年同期比8.7倍の122億8500万ドル（約1兆8400億円）だった。市場予想を上回った。売上高は3.7倍の221億300万ドルで、ともに過去最高だった。
関連記事：【決算速報】エヌビディア FY24Q4決算：EPS5.16ドル (予想4.60ドル)、売上高221億ドル (予想204.12億ドル)、エヌビディア売上高見通し、3.6兆円前後と予想上回る－株価10％上昇

米利下げ6月が軸に　FOMC1月要旨、タカ派も市場想定内
米連邦準備理事会（FRB）は21日、1月30日〜31日に開いた米連邦公開市場委員会（FOMC）の議事要旨を公開した。市場やエコノミストは6月の利下げ開始を最有力と見定めつつある。
関連記事：FRB、時期尚早な利下げを警戒＝FOMC議事要旨

リッチモンド連銀総裁、一部セクターの物価上昇圧力はなお高過ぎる
米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、インフレ状況は全般的に改善しているとした上で、最近の経済データは一部セクターにおける物価上昇圧力がなお高過ぎることを浮き彫りにしたとの見解を示した。
関連記事：ボウマンＦＲＢ理事、利下げ時期が「今ではないのは確かだ」

マイクロソフト、自社設計半導体の生産でインテルの技術使用へ
ソフトウエア大手の米 $マイクロソフト (MSFT.US)$が計画する半導体の自社開発事業に、半導体大手の米 $インテル (INTC.US)$が顧客として関わることになった。

中国、取引開始直後と終了直前の株式売り越し禁止－機関投資家に通達
中国は主要機関投資家に対し、株式市場の取引開始直後と終了直前に株式を売り越すことがないよう指示した。８兆6000億ドル（約1290兆円）規模の中国株式市場を支える強力な政府措置の一部となる。

浮かび上がる日銀の正常化プロセス、キーワードは「緩和環境維持」
日本銀行が世界で唯一続けるマイナス金利政策に終止符を打ち、17年ぶりに利上げする時期が近づいている。大規模金融緩和からの正常化プロセスの骨格が、植田和男総裁ら幹部の最近の発言などから次第に浮かび上がってきた。