【朝イチ報】堅調な米経済データで連続利下げ観測は後退　テスラは「ロボタクシー」発表後株価10%近く下落

moomooユーザーの皆様～おはようございます！本日朝イチ報のキーポイントはこちら。
●【東京株式相場予想レンジ】国内市場休場(スポーツの日)
●米パランティア、史上最高値に迫る ＡＩソフトウェアに成長期待
●テスラは「ロボタクシー」発表後株価10%近く下落、なぜ？ウォール街は失望した？
●財務長官にジェイミー・ダイモン： 色褪せないアイデア
●堅調な米データで連続利下げ観測は後退、FRBが利下げを見送る可能性は20％
●米9月PPI、前月比0％上昇と予想下回る

◇11日の米株式相場は反発。決算が好感された銀行株が大幅高となり、金融株を中心に幅広く上昇した。9月生産者物価指数（PPI）がまちまちの内容だったが、市場では11月米連邦公開市場委員会（FOMC）での追加利下げ観測が強まった。
◇ダウ平均は409.74ドル高（+0.97％）と反発し、2日ぶりに終値の過去最高値を更新。一時、445ドル高まで上昇し、9月27日以来、10営業日ぶりに取引時間中の史上最高値も更新した。
◇S&P500の11セクターは金融の1.95％高を筆頭に、資本財、不動産、公益、ヘルスケアなど9セクターが上昇。

トップニュース
テスラは「ロボタクシー」発表後株価10%近く下落、なぜ？ウォール街は失望した？
$テスラ (TSLA.US)$の無人タクシー（Robotaxi）プロトタイプ「サイバーキャブ」と無人バス「ロボバン」が、金曜日に開催された「Robotaxi Day」で正式に発表された。一方、テスラ社の株価はその後、一時10％近く急落した。マスク氏によると、Cybercabは2027年までに市場に投入され、タクシー配車会社に販売される可能性があるという。

米パランティア、史上最高値に迫る ＡＩソフトウェアに成長期待
米データ解析大手 $パランティア・テクノロジーズ (PLTR.US)$が10月11日に一時44.38ドルまで上昇し、52週来高値を更新した。パランティアは、9月23日に米国Ｓ＆Ｐ500種株価指数に採用されて以来、株価は約17%急騰した。年初来で150％余り上昇し、Ｓ＆Ｐ500値上がり率ランキングで第３位となっている。　

財務長官にジェイミー・ダイモン： 色褪せないアイデア
ダイモン氏とワシントンの混沌とした軌道は、それ以来25年間も続いている。大統領選で彼の名前が挙がらない政治家はいない。今年は一転して、大統領選の両陣営から名前が挙がっている。ダイモンが最高経営責任者（CEO）を務める $ジェイピー・モルガン・チェース (JPM.US)$社内では、ダイモン氏の名前はしばしば懐疑的な目で見られ、少なくとも候補者やその代理人が献金や票を集めるために美徳のシグナルを発しているとみなされる。

堅調な米データで連続利下げ観測は後退、FRBが利下げを見送る可能性は20％
●債券市場は、米連邦準備制度理事会（FRB）が今年中にさらに2回の利下げに踏み切るとの確信を日に日に弱めている。トレーダーは、FRBが11月か12月に金利を据え置く確率をおよそ20％と見ている。
●先週末の時点では、金曜日に雇用統計が発表された後でも、スワップは年末までに50bp以上の利下げを示唆していた。
●その結果、今週は国債が下落した。ブルームバーグの米国債指標は、4月以来最悪となる4週連続の下落となっている。10年債利回りは再び4％を超え、30年債利回りは4.42％と7月30日以来の高水準を記録した。

米金利いずれ上昇、トランプ氏再選ならより確実
米連邦準備制度理事会（FRB）は3週間前に短期金利の誘導目標を0.5ポイント引き下げ、追加利下げを示唆した。だが米10年物国債利回りはそこから上昇して4％に達し、2カ月ぶりの高水準となった。政策金利が低下したのに長期金利が上昇するのはなぜか。FRBは目先の金利を設定する。投資家はその金利の今後10年間の軌道に賭ける。二つの理由から、今後10年間の金利は過去10年間を上回る可能性が高く、それもおそらくはるかに高くなるだろう。

米9月PPI、前月比0％上昇と予想下回る
米労働省が11日発表した9月の卸売物価指数（PPI）は前月比0％上昇、市場予想の0.1％上昇を下回る。前期は0.2％上昇。
エネルギー価格は月間で2.7％下落、食品価格は1％上昇。食品とエネルギー価格を除いたコアPPIは、予想通りの0.2％上昇、前月は0.3％上昇。
ガソリン価格の急落は、PIの上昇圧力を抑制する要因となった。食品卸売価格がやや上昇したにもかかわらず、エネルギー価格が下落したことにより、インフレの上昇リスクは後退。

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