【朝イチ報】NVIDIA決算受け一時8％急落、半導体株全面安　米労働省、非農業部門雇用者数修正データ発表の誤りを認める

市場概況
主要3指数は揃って下落し、ハイテク主導のナスダックは1％以上下落した。ダウ工平均の終値は前日比159.08ドル安の4万1091.42ドル。S&P500種指数は33.62ポイント安の5592.18、ナスダック総合指数は198.79ポイント安の1万7556.03で引けた。

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エヌビディア、時間外で一時８％安 好決算も高い期待には届かず ブラックウェルの歩留まり改善を試みる＝米国株個別
$エヌビディア (NVDA.US)$が引け後に５－７月期決算を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。売上高は３００億ドルを超えている。ＡＩ向けチップを取り扱うデータセンター部門の売上高は２６３億ドルと、こちらも予想を上回った。第３四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る売上高見通しを示した。ただ、株価は時間外で冴えない反応を示し、一時８％超下落する場面も見られた。第３四半期の売上高見通しが、最も楽観的な予想と比べれば下回っており、爆発的な成長が鈍化しているのではないかという懸念を煽っている。
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【更新】【決算速報】エヌビディア(NVDA)FY25Q2決算　EPS 0.68ドル(予想0.65ドル)、売上高300.40億ドル(予想288.57億ドル)

「投資の神様」バフェット氏のバークシャー株が新高値、時価総額1兆ドル突破！バフェット氏への最高の誕生日プレゼント！？
「投資の神様」ウォーレン・バフェット氏が率いる $バークシャー・ハサウェイ (BRK.A.US)$は28日、1兆ドル突破し、時価総額1兆ドルを達成する世界9番目の企業になった。バークシャーの時価総額は今年2,180億ドル以上増加し、この増加額は $アメリカン・エキスプレス (AXP.US)$、 $マクドナルド (MCD.US)$、 $シスコシステムズ (CSCO.US)$、 $ウェルズ・ファーゴ (WFC.US)$などの時価総額を上回っている。また、8月30日はバフェット氏の誕生日であり、バークシャー時価総額1兆ドルの達成は、バフェット氏にとって最高の誕生日プレゼントとなるだろう。

ヒンデンブルグによる空売り後、24年度の年次報告書の提出を延期 スーパー・マイクロ株が約20%急落
AIサーバーメーカーの $スーパー・マイクロ・コンピューター (SMCI.US)$は、年間決算の開示を延期すると発表したことを受け、株価が19.02%急落した。その前日、有名な空売り機関であるヒンデンブルグが、スーパー・マイクロ社に対して空売り報告を発表し、調査により同社の会計処理に明らかな危険信号があると指摘。

トランプ・メディア株、上場以来初めて20ドルを下回る
●トランプ・メディアの株価は今週急落し、1株20ドルを下回る新たな史上最安値を記録した。
●ハリス氏が選挙戦に参入し、選挙の勝算が大きく変わって以来、株価は下落している。
●また今月、トランプがライバル・プラットフォームであるXに復帰したことで、株価は打撃を受けた。

米労働省、非農業部門雇用者数修正データ発表の誤りを認める
●米労働省は、技術的な問題により非農業部門雇用修正データの公開が遅れたことを認めた。
●労働統計局は、今後データを複数のプラットフォームで同時に公開する新政策を導入した。
●8月21日のデータ公開が予定より30分以上遅れたため、スタッフは手作業でのデータアップロードを余儀なくされた。

今月の株価暴落後の急反発は警戒すべき、さらなるボラティリティを示唆する可能性とゴールドマン
●ゴールドマンのアセット・アロケーション・リサーチの責任者は市場の急速な回復について警戒を呼びかけた。
●今月初めの暴落は「警告の一撃」と称し、さらなるボラティリティの可能性を示唆した。
●市場は回復したものの、投資家のセンチメントは依然として慎重
●JPモルガンなど他のアナリストも、今回の調整がさらなるボラティリティの前触れであると指摘

米主要都市の失業率上昇、労働市場の鈍化が鮮明に
●アメリカの主要都市の9割で7月の失業率が上昇。
●40%以上の都市で平均週給が減少し、労働市場の広範な鈍化を示している。
●ミルウォーキー、ミネアポリス・セントポール、サンフランシスコなどの大都市圏では、2024年7月の雇用者数が2019年7月を下回る。
●労働市場は徐々に弱まりつつあり、この変化はFRBに利下げ開始の時期を確信させ、最初の利下げは来月になる見込みだ。

オープンAI、資金調達で交渉中 評価額1000億ドル超えか
生成AI（人工知能）の「ChatGPT（チャットGPT）」を手がける米オープンAIが新たな資金調達ラウンドで数十億ドルの調達を目指し、交渉を進めている。このラウンドで同社の価値は1000億ドル（約14兆5000億円）超と評価される可能性がある。