【朝イチ報】ダウ平均は大幅反発　円は対ドルで151円台前半に上昇　AIラリーはエヌビディア以外に拡大

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市場概況
27日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比477ドル75セント高の3万9760ドル08セントと4日ぶり急反発。ナスダック総合株価指数は同83.822ポイント高の1万6399.521だった。28日の東京株式市場は戻り売り圧力が意識されるなかも主力株をはじめ広範囲に根強い買いが流入し、日経平均株価は4万円トビ台で底堅さを発揮しそうだ。

ダウ平均は大幅反発　今月も上昇して終えそうな気配＝米国株概況
米株式市場でダウ平均は大幅反発。ナスダックは軟調に推移していたものの、反発して終えている。米株式市場は利下げのタイミングを探る手がかりを待つ中、ここ数日は月末期末の調整も出ているようで、下げが続いていた。しかし、今月も四半期ベースで上昇して終えそうなほか、月足では５カ月連続で陽線を描きそうな気配だ。

ウォラーＦＲＢ理事、利下げ急ぐことない－遅らせるか回数減少も
ウォラー米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）理事は27日、最近の経済データでは年内に予想される利下げを遅らせるか、利下げの回数を減らすことが裏付けられると強調し、金利引き下げを急ぐことはないとの認識を示した。

円は対ドルで151円台前半に上昇、３者会合で介入警戒が一段と高まる
28日朝の東京外国為替市場の円相場は１ドル＝151円台前半と、前日夕方から上昇して推移。海外時間に円安進行を受けて財務省と日本銀行、金融庁が３者会合を開催し、介入警戒感が一段と高まったことが円を押し上げた。

ＡＩラリーはエヌビディア以外に拡大、ハードウエアが次の熱狂銘柄か
人工知能（ＡＩ）向け半導体の $エヌビディア(NVDA.US)$ のような唯一無二の魅力に欠けるかもしれないが、ＡＩコンピューティングのインフラを提供するハードウエア企業が次の熱狂銘柄になりつつある。
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５兆円近い株売りも、年金基金が期末調整で－ゴールドマン
株価が好調で四半期を終えようとする中で、年金基金がポジションを調整するために320億ドル（約４兆8000億円）相当の株式を売却する可能性がある。 $ゴールドマン サックス グループ(GS.US)$ が試算した。

米国、中国製EVの流入阻止へ　政府・議会が関税上げ検討
米国の政府や連邦議会は中国の電気自動車（EV）が米国内に流入しないよう対策に動く。議会には100%を超す税率を課し、中国メーカーがメキシコで生産した場合も対象に含める案がある。安さを売りに世界を席巻する中国製EVへの警戒感が超党派で高まっている。

カーニバル、通期見通し上げ－ボルティモア橋崩落や紅海情勢は重しに
米クルーズ船運航会社 $カーニバル(CCL.US)$ は、記録的な旅客需要を背景に、2024年通期の業績見通しを若干引き上げた。一方で、ボルティモアの大型連絡橋崩落に関連したマイナスの影響を挙げたほか、紅海地域での紛争の影響も引き続き受けている。