【朝イチ報】CPI受け来週の米利下げ観測強まる　テスラは６日続伸で最高値更新　ナスダック総合は2万ドル突破

moomooユーザーの皆様～おはようございます！本日朝イチ報のキーポイントはこちら。
●【日経平均予想レンジ】39800円-40200円(11日終値3万9372円23銭)
●来週の米利下げ観測強まる、CPI発表後
●ナスダック総合、2万ドル突破 CPI受け利下げに期待
●アップル、ＡＩチップでブロードコムと協力
●OPEC、石油需要予想を下方修正 5カ月連続
●テスラ、６日続伸で最高値更新
●アドビが決算受け８％下落 予想下回るガイダンスが新興ＡＩ企業の脅威への懸念を煽る
●メーシーズが決算受け下落 配送費隠しの調査完了 通期の１株利益の見通し下方修正
●トランプの切り札、米国初代「AIと暗号の皇帝」誕生！飛躍が期待される米国株12傑は？
●日銀年内利上げ見送りと伝わる　225夜間先物は乱高下
ーmoomooニュースKei　　

◇11日の米株式相場はまちまち。ナスダック総合指数は347.65ポイント（1.77％）高の2万0034.90で、2万の節目を突破して過去最高値で引けた。11月の米消費者物価指数（CPI）の伸びが市場予想と一致し、連邦準備制度理事会（FRB）による来週の利下げ観測が強まった。
◇12日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸する見通し。4万円の大台乗せが視界に入る。

来週の米利下げ観測強まる、CPI発表後
11月の米消費者物価指数（CPI）の発表を受けて、連邦準備制度理事会（FRB）が来週17・18日に開く連邦公開市場委員会（FOMC）で追加利下げに踏み切るとの観測が強まっている。労働省が11日発表したCPIは前年同月比2.7％上昇と、伸びが10月の2.6％から加速。エコノミスト予想と一致した。

ナスダック総合、2万ドル突破 CPI受け利下げに期待
11日午後の米株式市場でナスダック総合指数が初めて節目の2万ドルを突破した。朝方発表された消費者物価指数（CPI）を受けて連邦準備制度理事会（FRB）が来週、利下げに踏み切るとの期待が強まる中、人工知能（AI）関連銘柄を中心に買われて相場を押し上げた。（Dow Jones）

アップル、ＡＩチップでブロードコムと協力
$ブロードコム (AVGO.US)$が上昇。取引開始前にアップルがAIチップでブロードコムと協力と伝わった。IT情報のインフォメーションが伝えた。アップルはAI専用のサーバーチップを開発しており、同チップのネットワーキング技術でブロードコムと協力しているという。
関連記事：【決算プレビュー】AI株NO.2のブロードコム、ブレイクアウトが近い可能性？

OPEC、石油需要予想を下方修正 5カ月連続
石油輸出国機構（OPEC）は11日公表した月報で今年と来年の石油需要予想を再び下方修正した。2024年は日量182万バレル増から日量161万バレル増に、25年については日量154万バレル増から日量145万バレル増に、それぞれ予測を引き下げた。

テスラ、６日続伸で最高値更新
$テスラ (TSLA.US)$が6日続伸。一時415.57ドルまで上昇し、取引時間中の最高値を更新した。マスクCEOとトランプ氏の関係から、次期政権下で同社の自動運転事業が活性化するとの期待が広がっている。

アドビが決算受け８％下落 予想下回るガイダンスが新興ＡＩ企業の脅威への懸念を煽る
$アドビ (ADBE.US)$が下落。前日引け後に9-11月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、ガイダンスでは第1四半期の売上高見通しが予想を下回ったほか、25年度通期についても予想を下回る1株利益および売上高の見通しを示した。

メーシーズが決算受け下落 配送費隠しの調査完了 通期の１株利益の見通し下方修正
百貨店の $メーシーズ (M.US)$が下落。取引開始前に遅延していた8-10月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高が予想以上の減収となった。1株利益、売上高は予想範囲内だった。ただ、株価はネガティブな反応。問題となっていた配送費の修正で、通期ガイダンスで1株利益の見通しを下方修正したことが嫌気されている。

トランプの切り札、米国初代「AIと暗号の皇帝」誕生！飛躍が期待される米国株12傑は？
先週、トランプ氏は、著名ベンチャーキャピタリストであるDavid Sacksを人工知能(AI)と暗号通貨関連の首席補佐官に任命した。「David Sacksがホワイトハウスの『AIと暗号資産の皇帝（A.I. & Crypto Czar）』になる」とトランプ氏は述べ、AIと暗号資産を「米国の競争力の未来にとって重要な分野」と位置づけた。

日銀年内利上げ見送りと伝わる　225夜間先物は乱高下
日経225先物は乱高下。ブルームバーグは11日18時11分、日本銀行は、消費者物価の上昇に加速感が見られず、海外経済の不確実性が強まっている中で、追加利上げを急ぐ状況にはないと認識していると報じた。記事では同時に、一部の政策委員は12月会合で利上げが提案された場合、反対しない見通しだとしている。