【朝イチ報】バイデン米大統領、コロナ検査で陽性　ドル円は155円台に下げ加速　

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●【東京株式相場予想レンジ】4万円-4万500円(17日終値4万1097円69銭)
●バイデン米大統領、コロナ検査で陽性
●ドル売り強まり、ドル円も155円台まで下げ加速
●米経済活動、軟化傾向広がる＝ベージュブック
●FRB、利下げに「近づきつつある」＝ウォラー理事
●SOX指数は大幅反落、ASMLホールディングやアプライド・マテリアルズが下落
●TSMC株の売り加速、トランプ氏の台湾発言を材料視
●米住宅着工、6月は前月比3％増 予想上回る
ーmoomooニュースKathy　　

市場概況
17日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比243ドル60セント高の4万1198ドル08セントと6日続伸。ナスダック総合株価指数は同512.415ポイント安の1万7996.925だった。18日の東京株式市場は主力株を中心に売りが広がり、日経平均株価は大幅続落となりそうだ。

トップニュース
バイデン米大統領、コロナ検査で陽性
ヒスパニック系人種擁護団体「ウニドスUS（UnidosUS）」のジャネット・ムルギア会長は17日、ジョー・バイデン米大統領がコロナ検査で陽性反応を示したと明らかにした。この日午後にUnidosUSのイベントで演説を予定していたバイデン氏から電話で連絡を受けたという。
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円が対ドルで156円ちょうど付近、円売り巻き戻し続き１カ月ぶり高値
18日朝の東京外国為替市場の円相場は１ドル＝156円ちょうど付近と前日夕から大幅に上昇し、約１カ月ぶり高値を更新している。円安是正のため日本銀行に利上げを求めた河野太郎デジタル相のインタビュー記事をきっかけに、円売りポジションの巻き戻しが続いている。

米経済活動、軟化傾向広がる＝ベージュブック
米連邦準備制度理事会（FRB）は17日公表した地区連銀経済報告（ベージュブック）で、経済活動は過去2カ月で軟化したもようだと指摘した。12の地区連銀のうち5行は、経済活動が横ばいもしくは減速したと報告しており、5月公表の前回調査から3行増えた格好だ。

FRB、利下げに「近づきつつある」＝ウォラー理事
米連邦準備制度理事会（FRB）のクリストファー・ウォラー理事は17日、経済が軟着陸を達成する可能性を最大化するため、FRBは早ければ9月にも政策金利を引き下げる可能性があることを示唆した。

SOX指数は大幅反落、ASMLホールディングやアプライド・マテリアルズが下落
フィラデルフィア半導体株指数（SOX）は大幅反落。バイデン政権が対中半導体輸出規制を一段と強化する措置を警戒、さらに、共和党大統領候補のトランプ氏の発言を受け対中関係悪化、また、対台湾との関係の不透明性が警戒され、大幅安となった。

TSMC株の売り加速、トランプ氏の台湾発言を材料視
ドナルド・トランプ前米大統領は16日掲載された米誌ブルームバーグ・ビジネスウィークとのインタビューで、台湾は米国から半導体生産事業をほぼ全て奪ったと主張したほか、米国に防衛費を支払うべきだと述べた。

米住宅着工、6月は前月比3％増 予想上回る
米商務省が17日発表した6月の住宅着工件数（季節調整済み、年率換算）は前月比3.0％増の135万3000戸となった。市場で住宅ローン金利が下がるとの期待感が広がっているもようを示した。
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