【朝イチ報】円買い戻し、ドル円一時１５５円台半ばに　テスラ、予想下回る決算受け時間外で下落

市場概況
23日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比57ドル35セント安の4万358ドル09セントと反落。ナスダック総合株価指数は同10.217ポイント安の1万7997.351だった。24日の東京株式市場は主力株を中心に強弱観が対立、日経平均株価は様子見ムードが強まるなか前日終値をはさみ弱含みに推移しそうだ。

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円の買い戻しが続く ドル円は１５５円台半ばまで一時下落
円の買い戻しが強まり、ドル円は１５５円台半ばまで一時下げ幅を広げた。９月のＦＲＢの利下げ期待が高まる中、円キャリー取引の巻き戻しが続いており、ドル円は下値模索が続いている。来週のＦＯＭＣが目先の注目だが、円相場に関しては日銀の決定会合も来週に予定されている。

トランプ氏 財務長官候補としてダイモンＣＥＯの検討を否定
トランプ前大統領は財務長官候補としてＪＰモルガンのダイモンＣＥＯを検討するという以前の発言を否定している。また、ブラックロックのラリー・フィンク氏の検討も否定した。
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テスラが決算受け時間外で下落 １株利益、売上高とも予想を下回る
$テスラ(TSLA.US)$が下落。引け後に４－６月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を下回った。フリーキャッシュフロー（ＦＣＦ）も予想を下回っている。同社は今年の販売台数の伸び依然著しく低いと予想しており、全社的なコスト削減に引き続き注力するとしている。

アルファベット、好決算も時間外で株価は横ばい 検索広告やクラウドは好調
$アルファベット C(GOOG.US)$が引け後に４－６月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高が予想を上回った。グーグル広告は予想を上回ったものの、ＹｏｕＴｕｂｅの広告収入は予想を下回った。注目のクラウド部門は２９％の増収となり予想も上回った。

テキサス・インスツルメンツ、4-6月期は減収減益
米半導体大手 $テキサス インスツルメンツ(TXN.US)$（TI）が23日発表した4-6月期（第2四半期）決算は減収減益に沈んだ。7-9月期についても低調な見通しを示した。

ビザ、4-6月期は増収増益 決済取扱高が増加
米決済ネットワーク大手 $ビザ A(V.US)$が23日発表した4-6月期（第3四半期）決算は増収増益だった。決済取扱高が伸びたほか、クロスボーダー決済も引き続き好調だった。
【その他決算】
・コカ・コーラ、4-6月期は業績上振れ
・スポティファイ、4-6月期は2四半期連続の黒字 ユーザー数の伸びは鈍化
・仏LVMH、1-6月期は売上高が予想下回る
・米ロッキード、4-6月期は予想上回る 通期見通し上方修正
・宅配大手UPS、4-6月期は売上高・利益下振れ

「利下げ」期待高まりで急騰！米不動産セクターの注目銘柄を確認！
住宅ローン金利の低下期待と米連邦準備制度理事会（FRB）の利下げへの期待から、住宅建設株は今月に入って上昇している。

イーサ現物型ETF米国で取引開始へ　イーサリアム最高値更新なるか？
米国の規制当局が $イーサリアム(ETH.CC)$（ETH）を保有する現物型上場投資信託を最終承認したことで、米国人は簡単に第2位の暗号通貨にアクセスできるようになる。