オルジェネシス(NASDAQ:ORGS)は、CD19 +急性リンパ芽球性白血病患者におけるCD19 CAR-t療法(ORG-101)の現実世界の研究からの良好な結果を発表しました。成人では完全反応率が82%、小児患者では93%で、重度のサイトカイン放出症候群の発生率は低くなっています(成人で2%、小児で6%)。
ORG-101は、専有のCAR構築を持つ第三世代レンチウイルスベクターを利用し、分散型オンサイト製造を行うことで、従来のCAR-t療法に比べてより手頃な解決策を提供しています。オルジェネシスは、ギリシャを拠点とする第1/2相の多施設臨床試験を開始する準備をしています。
ハーレーストリートヘルスケアグループは、オルジェネシスとの合弁事業を通じてグローバルながんイニシアチブを設立し、先進療法の民主化とさらなる臨床開発を支援することを計画しています。