アジェナス(Nasdaq: AGEN)は、難治性肉腫におけるボテンシリマブ(BOT)とバルスチリマブ(BAL)のフェーズ1試験において、ESMO大会で有望なデータを発表しました。主な発見は次のとおりです:
- 全肉腫コホートでの23%のオーバーオール・レスポンス率(ORR)
- 中央の反応期間(DOR)が21.7カ月
- 12カ月の全生存率(OS)が69%
- 血管肉腫サブタイプでの39%のORR
- 可管理可能で逆転可能な有害事象プロファイル
この研究は、難治性肉腫の64人の患者を対象に行われ、平均3回の前治療がありました。その結果、BOT/BALは、特に内臓性血管肉腫、平滑筋肉腫、分化型脂肪肉腫などの「コールド」肉腫での選択肢が少ない患者にとって重要な治療オプションとなり得ることを示唆しています。