2024年12月3日、コネチカット州ニューヘイブン(PRNewswire)-- トレビセラピューティクス株式会社(Nasdaq: TRVI)は、臨床段階にあるバイオ製薬会社であり、特許出願中の治療薬Haduvio™(経口ナルブフィンER)の開発を行っています。この治療薬は特発性肺線維症(IPF)や難治性慢性咳嗽(RCC)を持つ患者の治療のために開発されています。今回、患者の服用によるナルブフィンの人体乱用の可能性(HAP)スタディの陽性結果が発表されました。
HAPスタディは娯楽薬物使用者を対象としたランダム化、二重盲検、二重ダミー、アクティブおよびプラセボ対照の5期間クロスオーバースタディでした。スタディの主要エンドポイントは、「この瞬間における」「薬物好き」のピーク効果(Emax)で、双極性の100点ビジュアルアナログスケール(VAS)を使用して評価されました。このエンドポイントのVASスケールは、強い嫌い(0)- 嫌いでも好きでもない(50)- 強い好き(100)までの範囲でした。口服ナルブフィンは、3つの異なる用量(低用量から超過治療用量まで)で、「薬物好き」を、アクティブ比較剤である静脈内投与(IV)ブトルファノールとプラセボと比較しました。トップライン結果では、臨床用量の口服ナルブフィン(81mgおよび162mg)は、6mg IVブトルファノールに比べて有意に低い「薬物好き」を示しました。超過治療用量の口服ナルブフィン(486mg)は、「薬物好き」において6mg IVブトルファノールより数値的に低かったものの、結果は統計的に有意ではありませんでした。