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今週の決算·経済カレンダー(10/14~10/18)半導体決算の序章!小売売上高と決算が米国株史上最高値更新の鍵を握る

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moomooニュース米国株 コラムを発表しました · 2024/10/12 16:33
今週のポイント
今週の日本株は堅調に推移する見通し。日本国内では衆院選が始まり、政治的な動向を見極めたいとの思惑が広がる中、株式市場は慎重な姿勢を維持することが予想される。円安の進行が日本株の下値を支える一方で、選挙結果に対する不透明感が市場心理に影響を与える可能性がある。一方、 $ASMLホールディング (ASML.US)$ $台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング (TSM.US)$などの主要半導体企業が来週決算を発表予定だ。半導体関連株は、これらの決算結果によって再評価される可能性があり、市場全体の動向に大きな影響を与えるだろう。また、今後は決算シーズンに入ってくるため、銘柄ごとの物色に向かいそうだ。
米国では今週は、決算小売売上高が注目される。主要な金融機関テクノロジー企業の決算発表が予定されている。上記の半導体関連株のほか、 $ゴールドマン・サックス (GS.US)$ $バンク・オブ・アメリカ (BAC.US)$ $ネットフリックス (NFLX.US)$の業績が注目される。特に、17日発表のネットフリックスの決算の結果によっては、大型テック株へ物色が波及する可能性がある。
米小売売上高は、米国の消費者の動向を示す重要なデータであり、特に直近の小売売上高が予想を上回る強さを見せていることから、その傾向が続くかどうかが注目されている。しかし、先週金曜日発表されたCNBC/NRFリテールモニターによれば、個人消費支出は前月比0.3%減少しており、小売売上高の軟調な結果を示唆している可能性がある。
足元では、米国株式市場のトレンドは依然として強気を維持しているが、かなり積極的な利益成長ストーリーを織り込んでおり、今後数週間でそのシナリオが崩れれば、バリュエーションの見直しが行われる可能性がある。FactSetによると、S&P500の予想PERは現在約22倍で、過去10年の平均である17.7倍を上回っている。この高いバリュエーションは、主に強い収益成長への期待米FRBの金融緩和政策によって支えられている。そのため、この強気相場を維持するためには、第3四半期の決算シーズンが好調な結果をもたらすことが必要であるだろう。
今週のドル円は、米利下げの行方をにらみ、方向感を模索する不安定な展開が続きそうだ。米国で11月の政策金利据え置き観測が強まり、ドルは再び心理的な節目となる150円台へ接近している一方で、日本当局の反応を注目する声も出てきた。特にドル円が150円を超える場合には、日本当局の介入の可能性が警戒される。また、中東情勢の緊張が高まる場合、リスク回避の動きから円高が進むことも考えられる。
今週の決算·経済カレンダー(10/14~10/18)半導体決算の序章!小売売上高と決算が米国株史上最高値更新の鍵を握る
先週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶり反発、3万9000円再び回復
2.米株市場、決算シーズン開幕 ダウとS&P500が史上最高値更新で強気の5週間
3.0.25ポイント米利下げ観測強まり 米インフレ粘り強さ示す、失業保険申請は1年ぶり高水準
4.AI関連株が続々と高値更新、市場に示す楽観的シグナル
5.米決算シーズン開幕!銀行株の好調が市場を牽引、金融セクターが市場の方向性を左右か
6.テスラ失速、アップルとアマゾンに訪れる格下げの波
先週の東京株式市場で日経平均は前週末比970円(2.5%)高の3万9605円と、2週ぶりに上昇した。先週は総じて堅調な地合いだった。強い経済指標を受けて米長期金利が上昇し、これを受けて外国為替市場ではドル高・円安が進行。半導体関連を中心に日本株の追い風となった。週末金曜は3連休を前に買い手控え感が出つつも、しっかりした値動きを維持した。
先週の米国株式市場は堅調な上昇を見せた。 $NYダウ (.DJI.US)$ $S&P500 (.SPX.US)$は共に史上最高値を更新し、両指数とナスダックは5週連続の上昇を記録した。3指数は、いずれも1%以上の週間上昇を達成した。
原油価格の上昇国債利回りの上昇中東情勢の緊迫化が先週月曜日の米国株に打撃を与えたが、強気派はその後足場を取り戻すことができた。米FRBの利下げに対する市場の期待は、予想を上回る経済指標により、引き続き低下している。一方、CMEのFedWatchツールによると、11月の25bp利下げの確率は87%とされているが、FOMC議事録に示された内部意見の対立が、この見通しに疑念を生じさせている。
先週の債券利回りは、主に予想を上回るインフレ・データによって上昇した。2年物米国債利回りは3.923%から3.955%に上昇し、10年物利回りも3.981%から約10ベーシスポイント上昇して4.085%となった。
先週の経済指標では、予想を上回る米インフレデータ1年ぶりの高水準となる新規失業保険申請件数が注目された。インフレは依然としてFRBの長期目標に向かって進んでいるが、比較的粘り強い状態が続いており、その結果、市場は利下げ観測を弱めている。国債利回りの上昇がインフレの再燃ではなく、好調な経済によるものである限り、強気相場は維持されるだろう。
・消費者物価指数(CPI):総合の前月比は0.2%増で、予想の0.1%増を上回った。コアCPIの前月比は0.3%増で、予想の0.2%増も上回った。総合の前年比は2.4%増で、予想を上回り、2021年2月以来の低水準となった。コアCPIの前年比は3.3%増で、予想を上回った。
・生産者物価指数(PPI):総合の前月比は横ばいで、市場予想を下回った。コアPPIの前月比は0.2%増で、予想と一致。総合の前年比は1.8%増で、予想と一致し、コアPPIは2.4%で予想通りとなった。
・新規失業保険申請件数:25.8万人と前週から3.3万人増加し、予想の22.9万人を上回り、2023年8月以来の高水準となった。継続失業保険申請件数は4万2,000件増の186万件となり、7月下旬以来の高水準となった。
先週の米強気相場のもう一つ要因は、AI関連銘柄への関心の再燃である。 $エヌビディア (NVDA.US)$ $ブロードコム (AVGO.US)$ $パランティア・テクノロジーズ (PLTR.US)$ $オラクル (ORCL.US)$といったAI関連プレーヤーは今週、いずれも52週または史上最高値を更新した。特に、ソフトウェア大手のパランティアは、時価総額1,000億ドルという大台に近づいている。AIを代表するNvidiaが新たな史上最高値を更新すれば、市場に対してAIトレードが好調であり続けることを示すシグナルとなる可能性がある。
一方、投資家は米経済の健全性を見極めるため、決算シーズンに向けられている。第3四半期決算シーズンの好調なスタートが株価を押し上げた $ジェイピー・モルガン・チェース (JPM.US)$は利益と収益が市場予想を上回り、株価は11日に4.4%上昇した。 $ウェルズ・ファーゴ (WFC.US)$は予想を上回る利益で5.6%上昇した。ウォール街は銀行セクターを経済の健康状態を示す重要な指標と見なし、残りの決算シーズンの基調を決める傾向がある
決算以外では、 $テスラ (TSLA.US)$の株価は、待望の製品発表がアナリストを失望させたため、先週金曜日に8.8%下落した。 $アップル (AAPL.US)$ $アマゾン・ドットコム (AMZN.US)$が先週、格下げされ、前者は「ホールド」、後者は「イコールウエート」に引き下げられた。 $スーパー・マイクロ・コンピューター (SMCI.US)$が7日に15.8%上昇した。会社側が四半期あたり10万個のGPUと2000台以上の液冷ラックを出荷中だと明かした。
出所:MINKABU、Bloomberg、investing、ヤフーファイナンス、Schwab
免責事項:このコンテンツは、Moomoo Technologies Incが情報交換及び教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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  • 古河美香 : アカンねー♪

  • 181338057犬心久美子 : A Iは終わる、半導体は終わる、廃れてオワコンとか、snsや動画で見かけるけど、
    『そんな訳‼️ないやろ💢
    これらが無い未来こそが、終コンじゃ[undefined]
    人口知能、ロボット、航空機、P C.スマホ
    工場ロボっト等。イーロンさんのテスラや
    EV車。テスラと言えば、、スペースドラゴンが
    活躍したそうで、将来、軽量化して、衛生から帰還するロケット🚀を切り離し
    安全な着地点に誘導できるようにするとか⁉️
    🌊だと、手間がかかる。
    今彼は、、宇宙部門にゾッコンかもしれない。
    ある意味、良い意味での猪突猛進的な
    イーロンマスクさんの魅力だ。
    白黒ハッキリ‼️してる性格で、スカッとしてる
    から好きです[undefined]

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