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今週の決算·経済カレンダー(2/19~2/23)米エヌビディア決算次第!半導体株相場に一段の弾みがつくのか?

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moomooニュース米国株 コラムを発表しました · 02/16 13:42
今週のポイント
今週の日本株は短期的な踊り場を迎える見込み。重要な経済指標の発表が少なく、国内外企業の決算も一巡し、個別の材料は少なくなるため新規の手がかりに乏しい。一方、米国の半導体大手 $エヌビディア(NVDA.US)$の業績次第では日米で株価指数の動きが荒くなる可能性もある。また、米国は19日、日本は23日が休場となる。
今週の最大の注目は、エヌビディアが21日に発表する決算だ。時価総額が14日にアルファベットを抜いて米企業として第3位に浮上した同社株には市場の期待感がかなり入っており、決算発表で半導体株相場に一段の弾みがつくのか、それともいったん好材料出尽くしとなるか、その動向は全体相場を左右しそうだ。米株式オプション市場は、同社株が決算発表後に極めて大きく動くと想定している。一方、日本株そのものに割高感は乏しいものの、米国株市場での材料出尽くしをきっかけに上昇相場の中の踊り場となりやすい。また、年初から日本株の上昇相場に乗り遅れた投資家は多いとみられ、短期的な調整があっても「下がれば押し目買いが入りやすい」との見方も聞かれる。ハイテク株など指数寄与度の高い銘柄に集中してきた物色が、今後は広がりをみせるかもポイントになる。
エヌビディアの実績は好調の予想だが、何よりもガイダンスやコメントが重要だ。国内で中小型のAI関連銘柄が出遅れて上がってくるかどうかに注目している。年初からの日経平均の上昇に寄与した $東京エレクトロン(8035.JP)$ $アドバンテスト(6857.JP)$といった半導体関連の株高はエヌビディアの好業績への期待が先行した側面があり、イベント前後には神経質な値動きも見込まれる。
今週のドル円相場は、昨年11月中旬以来となる151円台に乗せるかどうかが注目される。1月開催分の米FOMC議事要旨米連銀高官の発言が予定されており、市場では利下げ時期を精査する動きが予想される。しかし、新たな手掛かりになりづらいとみられている。経済指標も重要指標に欠けることから、足元のドル高・円安の流れが続きやすい。ただ、14日に神田真人財務官が足もとでの円安について「必要があれば適切に対応する」考えを示したことなどから日本政府・日銀による円買い介入が警戒されやすく、151円ラインに接近するほどドル買い・円売りの持ち高を一段と積み増す動きは鈍るだろう。
今週の決算·経済カレンダー(2/19~2/23)米エヌビディア決算次第!半導体株相場に一段の弾みがつくのか?
先週の相場ポイント
1.日経平均は3週続伸し、3万8000円台回復 「一時3万8800円台」史上最高値に迫る
2.米CPI、コア指数が8カ月ぶり大幅上昇 早期利下げ観測後退、ドル円が150円を突破
3.エヌビディア時価総額が世界4位に、アマゾンとグーグル超え AIブームで驚異的急成長
4.ビットコインが約2年ぶりに5万ドル台を回復 リスク回避的な雰囲気が広がっても買いが続いている
5.バフェット氏、3年ぶりアップル株の一部売却 アップル株に不吉な兆し?
6.サウンドハウンドAIが66%急伸 エヌビディアの出資が明らかに
7.アプライドが決算受け時間外で一時11%大幅高 強気見通しで半導体業界の回復示唆
先週の東京株式市場で日経平均は前週末比1589.82円(4.31%)高の3万8487.24円と、3週連続で上昇した。米景気の軟着陸期待と堅調な日米企業業績を受けて日経平均株価は一時3万8800円台まで上昇し、1989年12月に付けた史上最高値まであと50円に迫る場面があった。足元の日本株の上昇は米国株を上回る勢いで、買い遅れた投資家の「恐怖」が株高に弾みをつけている。市場では、日経平均の史上最高値更新は時間の問題との見方が強まるが、「半導体関連には明らかに過熱感がある」と、最近の急騰ぶりを警戒する声もある。
米経済指標では、米消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)が予想を上回る内容となり、FRBの早期利下げ観測が大幅に後退。特に、米CPIコア指数の前月比は過去8カ月で最も高い伸びとなった。予想上回る米CPIを受けて市場でも年内の利下げ期待に変化はないものの、利下げ開始は夏以降との見方が急浮上している。ドル・円は急伸しフシ目の1ドル=150円を上抜け、ここ数年の高値である151円乗せが目前に迫った。しかし、15日に発表された小売売上高が予想より大幅な落ち込みとなり、米FRBによる早期利下げへの期待が再び強まった。ただ、冬の悪天候が影響した可能性があるほか、季節的なテクニカル要因によってデータに歪みが生じているおそれがあるため、エコノミストの間からは深読みすべきではないという指摘も聞かれた。みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストは「米国のディスインフレ傾向は変わらず、次の政策変更は利下げという根本部分が覆されない限り、米株式相場は断続的に上値を試す」との見方を示す。
AIブームで投資家らが $エヌビディア(NVDA.US)$株に殺到する中、エヌビディアの時価総額が13日にアマゾンを追い抜き、14日、グーグルの親会社アルファベットをも追い抜いた形で世界の時価総額ランキングで4位へと浮上した。また、エヌビディアが14日提出した株式保有報告書「フォーム13F」により、23年12月末時点で音声AIプラットフォームを手掛ける $サウンドハウンド・エーアイ(SOUN.US)$株を173万883株保有していたことがわかった。これを受けてサウンドハウンドAIが15日に一時80%高と急騰した。その他、英 $アーム・ホールディングス(ARM.US)$、米バイオテクノロジー企業 $リカージョン ファーマシューティカルズ A(RXRX.US)$に投資していることも明らかにした。
一方、「投資の神様」バフェット氏率いる米 $バークシャー・ハサウェイ(BRK.A.US)$は3年ぶりに米 $アップル(AAPL.US)$株を売却し、株式保有数を1%あまり減らした。株高で利益確定に動いたとみられるが、バフェット氏の投資手法には多くの投資家が関心を注ぐだけに、アップル株売却が投資家心理を悪化させる可能性がある。バークシャーが前回保有株を減らしたのはアップルの株価が新型コロナ禍による下落後、9か月で8割超上昇したタイミング。しかしその後の3か月ではアップルの株価は約8%下落した。同じ3か月で $S&P 500 Index(.SPX.US)$は5.77%上昇しただけに、アップル株のパフォーマンスの厳しさも感じられる。
米半導体製造装置メーカー最大手 $アプライド マテリアルズ(AMAT.US)$が15日の通常取引終了後の時間外取引で一時11%余り上昇。今四半期の売上高について強気な見通しを示し、半導体業界の回復が予想以上に速いペースで進んでいることを示唆している。仮想通貨市場でビットコインが約2年ぶりに5万ドルに上昇した。ビットコインは22年に記録した64%の大幅下落から回復し、昨年初めから3倍の上昇となっている。米CPIの発表で市場の早期利下げ期待が後退する中で、市場にはリスク回避的な雰囲気が広がっていたが、ビットコインは買いが続いている
出所:MINKABU、Bloomberg、investing、トレーダーズ・ウェブ、ウエルスアドバイザー、ロイター
ーmoomooニュースSherry
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