国内企業決算では、歴史的な賃上げと為替の円安という企業にとってのコストアップ要因が及ぼす影響に投資家の視線が集まっている。日本株が一段高となるには自動車など一部の輸出セクターに偏らず、内需セクターを含む幅広い業種の明るい業績見通しが必要だ。内需セクターが良好な業績計画を示し、株価が巻き返せるかどうかは重要なポイント。また、円が対ドルで節目の155円を突破し、158円台まで34年ぶりの安値を更新しており、原材料やエネルギーなどの輸入コスト上昇への懸念が日本株全体の上値を重くしている。ノンストップで1ドル=160円を目指すような流れになってしまった場合には、「円安=日本株売り」と悪い連想が働くリスクがある点に注意しておきたい。
よろぴこ : 最近、円安になっても日本株が上がってこなかったが、これは地合いが悪かったから。
PCEも前月比の伸び率が市場予想と一致して、総じてM7の決算も良い。中東は今は少し様子見。日銀もハト。そろそろ、円安も加速したし、来週から株価プラスに働いて来ても良い頃合いと思う。